初心者でも簡単・綺麗に編める、手編みのマフラーの編み方~おすすめの柄3種~

こんにちは。4年ぶりに東京で大雪となりましたね!私の出身地では雪がほとんど降らない為、めずらしくて窓からついのぞいていましたが、滑りやすくなったり、雪かきをしなくてはいけなかったり、電車が止まってしまったり…と大変なこともたくさんあります。みなさん怪我には気を付けて過ごしてください。

それにしてもとにかく寒い!!!!!防寒具必須の日々です!ということで今回はマフラーの編み方です。編み物を始める人が皆一度は編んでみたい 手編みのマフラー!ですが、編んでみると編み目が汚くなってしまったり…端の目が伸びて不恰好になってしまったり…端が丸まって細くなってしまったり…など失敗談もあるのではないでしょうか?
まだ編んだことのない人は、どんな柄にしたらいいか?綺麗に編めるか?いろいろと疑問がありますよね。

今回は、初心者でも編みやすく、そして綺麗に見える編地、綺麗に見えるちょっとしたコツをご紹介します!
メリヤス編みが編める方なら今すぐ編み始められます。

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糸選びで注意すること

まずは糸選びからスタートです。以下の点に注意してお気に入りの糸を見つけてください。

①ズバリ太い糸を選びましょう

棒針8号以上を使って編めるものがいいですね。太い糸の方が、編む目数も段数も少なく済みますし、厚みが出るので暖かいです。また、1目が大きいので自分が今何を編んでいるか理解しやすいです。

 

②真っ直ぐな糸よりもちょっと変わった糸

真っ直ぐな糸は目のバラ付きが目立ちやすいです。上級者でも均一な編み目を編むことが難しいです。

写真のように太いところと細いところのある、スラブヤーンなどは均一な編み目ではなくても綺麗に見えやすいですよ。

※ただしモヘヤなど毛足の長いものはほどきにくいので、初めての場合あまりお勧めできません。

 

③見栄えなら濃色、編みやすさなら淡色

色の濃い色は編み目ははっきりと見えないので、少しくらい間違えても大丈夫!ですが、白など淡色の方が編むときに編みやすいです。

どちらもメリットデメリットありますので、編みたい色が一番ですね。
さまざまな色が混ざってる糸の方が、間違いがわかりにくいので初心者にはおすすめです。

おすすめの編み方 3種

今回は、メリヤス編みが編める人であればすぐに編める柄3つを紹介したいと思います。

マフラーなので、程よく厚みがあり、端が丸まらない柄にしています。

①1目ゴム編み (ひとめごむあみ)

1×1リブとも呼ばれる編み方です。セーターの袖口や裾にも使われる編み方です。
左右への伸縮があり、厚みも出ます。王道なマフラーを作りたい方にお勧めです。

ゴム編みの編み方はこちらをチェック

 

②ワイドリブ

1目ゴム編みよりも畝の太いリブ編みです。太さは好みにもよりますが、今回は表目3目×裏目2目にしています。(3×2リブ)カジュアルなマフラーを作りたい方にお勧めです。編み出し・編み終わりに細いラインを2本入れるとイギリスのスクールマフラーみたいでとてもかわいいです。

メンズマフラーにも良いですね。

 

③鹿の子編み (かのこあみ)

表目と裏目を格子状に編んでいく編み方です。ぽこぽことした柄が素敵です。ほかの2つよりも上品な雰囲気になりやすいので、女性の方やビジネスシーンでも活躍できます!

鹿の子編みの編み方はこちらの記事でも紹介しています。

それぞれの編み方のJIS記号です。

(表から見た図になります。)

編立ての前に試し編み ゲージ取り

実際にマフラーを編む前に、試し編みをします。(12cm×12cmほどで大丈夫です)
本当にこの編み方でいいのか確認したり、棒針の号数を確認したり、そして何よりゲージを確認するために編みます!
(ゲージとは、10cm四方の中に、何目・何段の編み目が入っているかを指す考え方です。これをもとに、仕上がりのサイズを設定することが出来ます)

ゲージを取るときに注意したいのが、アイロンの蒸気を当ててから測ること です。

アイロンの蒸気を当てると、編地が少し縮まり、綺麗に整います。マフラーが編み終わった後も蒸気を当てるので、必ずスチーム後に測ってください。

例えば、この③鹿の子編みは10cmの中に、18目34段の編み目がありました。

今回は18cm幅のマフラーを編みたいので、

18cm × 1.8目 = 32.4目→33目 必要となります。

 

ちなみに、リブ編みなどの場合は、両端を表目で編むようにした方が綺麗なので、目数は調整した方が良いですね。ルールはないので、何となくこのくらいの幅で、でき上りのイメージ図になるようにしましょう。

 

まとめ

長くなってしまいそうなので、今回はここまで。次回は、マフラーの編立と端を綺麗に編むコツを紹介したいと思います。

それではまた次回!

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