こんにちは、ニットラボの鈴木です。
暖冬と言われつつもすっかり寒くなり、マフラーや帽子などのニット小物が大活躍する時期ですね。
今年こそは手編みのマフラーに挑戦したいけど…という方の中に、こんな悩みをお持ちの方はいませんか?
・長いマフラーを編み切れるか不安
・難しい編み方ができないから、オシャレなマフラーに仕上がるか不安
・見るからに手編みのマフラー!というのはイヤ
・マフラーを編んでもオシャレに巻ける自信がない
などなど。このようなことが気になり、なかなか手編みのマフラーに踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
私も難しい編み方はできないのですが、長ーいマフラーを基本の編み方だけで編んでキレイに仕上げる自信もありません。
そんな編み物に自信がない方、初心者の方、時間がない方でも、マフラーより簡単に編めるものがあるのです!
今日は簡単でオシャレなスヌードの編み方を紹介したいと思います。
目次
マフラーよりもスヌードをオススメする4つの理由
・マフラーよりも短い時間で編める
・基本の編み方だけでもオシャレに見える
・かぶるだけでオシャレに仕上がるので、巻き方に迷わない。巻き崩れない。
・レディース・メンズに関係なく使える
用意するもの
・糸 2/16 100g (今回はカシミヤ・セーブル混の毛糸を使用しました)
・15号の棒針4本、または15号の輪針(40cm~推奨)
・かぎ針(目を綴じる際に使用します)
・とじ針 (糸始末に使用します)
・はさみ
ゲージ
ゲージを取ると目の大きさを揃えることができます。10cm四方で試し編みをします。10cm四方の編み地の中の目数と段数を数えます。パターンに記載の数字と合っていると、パターン通りの目数、段数で編むと、パターン通りのサイズに完成出来る目安になっています。
・かのこ編み…12目×16段
・2×2 リブ編み…12目×16段
作り方
1. 60目の作り目をします。
今回のように輪針を使用する場合は1目多く(=61目)作ります。
作り目最後の1目を反対の針にかけることで、輪になります。
60目に戻すために、最初の目は2目一緒に編んでください。
※こうすることで、繋ぎ目が段差にならずに滑らかに仕上がります。
2. 2目ゴム編み(2×2リブ)を50g分(約32段)編みます。
表目2目、裏目2目を繰り返して2目ゴム編みをします。
厳密に32段でなくても大丈夫です。
今回は100gの糸を50gずつに分けて使用したので、段を気にせずに1玉編み切りました。
3.目を1目減らします。
2目ゴム編みから、かのこ編みに移る時に目を1目減らします。
※かのこ編みは表・裏を交互に編んでいくため、59目にして柄を合わせる必要があります。
4.かのこ編みを50g分(約32段)編みます。
表目1目、裏目1目、表目1目、裏目1目を繰り返して、かのこ編みをします。
こちらも厳密に32段でなくても大丈夫です。
5. かぎ針でとじます。
とじる時に1目ずつ増やしながらとじます。
こうすることで、編み終わりの目に伸縮性ができ、スヌードをかぶりやすくなります。
レシピには8/0号の鉤針使用とありますが、伸びた感じになってしまうな。という方は、7/0号・6/0号と小さい号数で行った方がキレイに仕上がります。
平らところにおいて、うねうねしないことがベストです。
5. とじ針で糸の始末をします。
Clover ニューカラー とじ針セット 3本セット 56-932
6. 仕上げにアイロンをかけて完成!
編目が潰れないように、アイロンを少し浮かしてスチームを当てながら形を整えてください。
「60ろくまる」キットのご紹介
今回は、老舗の毛糸屋である丸安毛糸㈱が新しく販売をスタートする手芸糸ブランド「60ろくまる」の編み物キットを使用しました。(キットには毛糸と編み方の説明書が入っています。※道具は含まれておりません。)
高級ブランドが認めた毛糸で編み物をすることができます!
「手編みを通じてもっと多くの人に楽しさを伝えたい」という編み物好きな社員の想いが込もった編み物キットです↓
使用した編み物キット(上記写真)は、「セーブルとカシミアで作る一生モノのスヌード 編み物キット」です。使用した毛糸は、セーブリッチ12 毛糸玉 50g/玉(カシミヤ80% セーブル20% 50g/65m)を2玉。サイズはユニセックス(男女共用)ですが、首に沿ったサイズになります。(完売)
同じ作り方で、ふわふわのベビーアルパカを使用した「空気を編むアルパカスヌードⅡ」も編み物初心者の方におすすめです。
作り方は、こちらのブログでご紹介しています。
編み物キットは、60ろくまるネットショップにて販売しております。(https://shop.60rokumaru.jp/)