家庭編み機のメンテナンス 針押さえを簡単に交換する方法

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向山 利ノ絵

 

家庭用編み機。
昭和30~40年頃に花嫁道具として使われていた家庭で使える編機です。当時は習いに通われて使われた事のある方も多いと思います。重くて場所も取るので何十年も使わずにしまっている方も多いと思います。
最近、編み機を出したので編み機を使うようにしています。
一度しまってしまうと、しまいっぱなしか、次に出すのには気合いが必要になるんですよね。

 

編機の針の下に入っている ”針押さえ”  スポンジの弾力で針が浮かないようにしている物なのですが
これは使っているとスポンジがへこんでしまい、交換が必要です。

2つの編み機の針押さえを出してみました。見事にぺったんこです。。。

この白いテープの下にスポンジがあるのですが、
恐る恐るスポンジをみてみるとボロボロに劣化していました。。。。。写真は控えさせていただきます。

 

こちらの部品を変える必要があるのですが、私のもっているブラザー社の編み機は2004年に撤退しており数年前は購入出来ましたが、現在は販売しているかも定かではありません。

 

 

作れるようなので実践してみました。

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用意するもの

●隙間テープ ※10mm厚さ、10mm巾位のものを使いましたが幅が太く2mm位はさみでカットしました。お値段は98円程度でした。
●両面テープ ※テープが剥がせるように貼って剥がせるタイプにしました。無くても大丈夫です。

テープの下にあった劣化したスポンジを取り出し、隙間テープを挟みます。
スポンジと白いテープの間に両面テープを貼り付けつけても良いのですが、所々貼り白いテープがずれない程度でもよいと思います。

 

 

 

なんということでしょう
みなれた針押さえがふっくらと変わりました。

比べてみると違いが一目瞭然ですね。

そして編み機に戻します。針を押さえながら入れると入れやすいですよ。

 

10~30年くらい使わずにしまわれている方も多いと思います。
ちょっと気になったかたは思い切って出されてみては如何でしょうか? 部品などはオークションサイトでも売れる可能性もありますよ。
機械なので油をさしたりとメンテナンスをしてこれからも長く使いたいと思います。

それではまたよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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