夏までに編みたい!円形編みでつくる、かぎ針バックのつくりかた!

みなさんこんにちは!

編み物は大好きだけど、暑くなってきて編みたいものがなかなかみつからない~

なんて方がいらっしゃったら、ぜひチャレンジしてほしい、かぎ針の手作りバックのつくりかたをご紹介します。

私も、最近編み物をしていなかったのですが、かわいいかぎ針バックが店頭に並んでいるのを見ていたら

あ、編みたい…!!という編み欲が出てきました。

今回使うのは、和紙を使った糸です。

カサカサしているけど、柔らかくて、仕上がりがかるくなります。

何よりも夏っぽい。いろんな手芸糸ブランドがこのような雰囲気の糸を展開してるので、

好みの糸・色を見つけてくださいね。

バックを作るので、2本どり位がおすすめ。固めに仕上げます。

かぎ針も、少しギュッと編めるように、細めのものをつかってください。

(2本どり かぎ針6/0号3.5mで編みました)
固く編むので、下記のようにグリップが付いたタイプがオススメです。
Clover カギ針「Amure:アミュレ」 〈6 0号〉

(また、腱鞘炎になりやすい方は、サポーターをするなど腱鞘炎対策も!)

編みすぎ腱鞘炎の対処法

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編み立て

円を編む

編み出しは、円形編み出しからスタート。5目つくり目です。

こちらのブログで詳しく紹介しております。)

2段目は、1目から二回細編みを編んで、5目を10目に。これを増し目と呼びます。

3段目は、2目に1回増し目。(3目で1セット)

4段目は、3目に1回増し目。(4目で1セット)

と、どんどん目を増やしていきます。

今回は、柄を入れたいので、6段目が終わったところで、柄を入れます。

つくり目を3目にして、長編み3目一度の玉編みを入れていきます。

根本は1目づつとばして、鎖編みは2目づついれました。

玉編みの編み方は、こちらで詳しく紹介しています。

ここで注意点!

玉編みのあとも、増し目をしてしまうと、ひろがりすぎてしまうため、

玉編みの次の段は、増減無しで1段編んでください。

この時点で、細編み6段+玉編み(細編み3つ分の高さなので3段と数える)+細編み1段(増減無)=10段

10段分編み進めたことになります。

なので、次の段は、11段目です。

11段目は、10目に1回増し目(11目で1セット)をしてください。

この数え方がわかれば後は簡単です。

4段細編みを編んで、もう一度玉編みを入れます。

玉編みの次の段は、増減無です。

たまに、床に置いて、円が広がりすぎていないか、増目が足りているか確認をしてくださいね。

○円が広がりすぎていたら

1段、増減無の段を入れてください。それでもだめだったら2段くらいまでなら大丈夫です。

○増し目がたりていなかったら

少し引っ張ってみて、それでもダメそうだったら、玉編みの次の段でも増し目。

そこまで待てないようであれば、10目に1回増し目を、9目に1回増し目に変更してみてください。

様子を見ながら編んでいけば、多少の失敗は十分カバーできますよ!

最後の玉編みは、間の鎖目を1目にしました。

こうすると、増し目が落ち着いて、形が整えやすくなります。

最後に3段編んで、バックの片面が完成しました!

これを2枚編みます!!(土日に無心で編みました~)

アイロンをかけたら、ウネウネが落ち着いて綺麗になりました。

マチをつける

今回は、たくさん入るバックにしたいので、マチを付けます。

2枚を外表に重ねます。

一番上と、バックの口の広さを決めて、ピンで留めます。(私は24cmに設定)

2枚一緒に糸印をつけて、固定しておきます。

マチを付けたい長さを測ります。(74cmでした!)

74cm分をマチを編みます。

今回は、細編み7目でマチを作りました!

後から足せるように、少し多めに糸を残して切ります。

マチもアイロンをかけたら、パーツの編立の完成!!!

組立

組み立てる前に、円形編みのちょろん、と出ている糸が気になります。

とじ合わせるときにも邪魔になってしまうので、始末します。

糸を2本すくいます。

糸が出てきている穴にもう一度通します。

これで、鎖目のつながりを崩さずに糸始末が出来ます~

マチと前回設定した、バックの口の始まりを合わせて持ちます。

バックと同じ糸2本取りと閉じ針を使ってまとめていきます。

糸を2本ずつ(計4本)すくいます。同じところをもう一度すくってください。

2枚を重ねて、ぐるぐると巻いていくイメージです。(同時に縫い代もかくして行きます)

ところどころ糸で止めておくと、円がずれませんよ!

(待ち針や安全ピンでも良いです)

これを表裏、両サイド行います。

すすむスピードはゆっくりですが、綺麗に巻けるとなかなか嬉しいです。

持ち手の作り方・付け方

最後に持ち手を作ります。

好きな長さに合わせて共糸を何本も切ります。

今回は、簡単にできる三つ編みで持ち手をつくるので、結構な分量が必要です。

共糸だけでなく、同系色のリボンを見つけたので、これも混ぜました。

リボンを混ぜることによって、出来上がりがぐっと良くなりますので、ぜひサテンのリボンを混ぜて欲しいです。

三つ編みにしたら、両端はしっかりと結んでください。

持ち手はこれで完成です。

持ち手の付けたい位置を確認したら、バックの内側に持ち手を付けます。

表に針が出ないように糸をすくいます。

結び目に引っ掛けるようにしてもう一度同じところをすくいます。

円の外側に向かって、内側を救いながら持ち手を固定していきます。

(きつめに巻いてください)

さいごに、持ち手に沿って中心側に閉じ張りを差し込みます。

そのまま引っ張ると綺麗に糸始末が出来ます。

その他の部分も糸始末をしたら、完成!です。

完成

梅雨が明ける前に編み終わってよかったです。

次は何を編もうかな~リクエストがあったら教えてください。

使用糸は、”60ろくまる”「コニファーテープ」です。
和紙素材なので、編みやすいです。

60ろくまるネットショップよりご購入できます。(https://shop.60rokumaru.jp/)

それでは、また!

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