接ぎ目無しで袋が編める!?棒針の袋編み出し方法

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向山 利ノ絵

こんにちは祖母の部屋から昔の棒針が買った当時の状態で出てきました。一緒に入っていた紙が歴史を感じます。製造元の関東竹材工業社さんを調べてみても残念ながら検索することが出来ませんでした。
セーターをスェターと記載されていました!!何だか繰り返し言いたいです。

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さて今回は棒針を使って編み出しから接ぎが入らない編み出しの方法をご紹介したいと思います!
袋物など接ぎ無しで作る事が出来る目からウロコな技法です。(因みにメカラ ウロコは12月28日にYELLOW MONKEYが初期の曲をメインに開催されるイベントです!!)

まずは棒針を使用して編み出しから編みたてまで一切接ぎが入らない編み方のご紹介したいと思います。

輪針か棒針(4本か5本必要になります)を用意します。

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糸を輪にして棒針1本に通します。

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次に写真のように糸をかけて必要な目数を作ります。

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DSC_2495目数を作り終えたら片方の棒針の目を一段編みます。

もう一方にかかった目が落ちないようにご注意ください。

 

反対側の目も一段編みます。

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2段目からは輪針の要領でぐるぐると編み進めます。

こんな感じに編み上がっていきます。

分かりやすいように底と脇を撮影してみました。接ぎが入っていません✨

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小さい巾着にしました。指輪などの小物入れによさそうです。
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●まとめ

接ぎを入れることで伸び止めや作品が安定することにもなりますが、靴下の爪先やミトンの指先など接ぎが入らなければ肌にあたる縫い代の負担や閉じも無いので糸のロスも少なくなります。

こんな技法もあることを知っていただき作品作りにも繋がれば幸いです。

それではまた宜しくおねがいします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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