ニット帽子 おさえておきたい作りのポイント

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向山 利ノ絵

急に寒くなりをクローゼットからセーターを引っ張り出している方も多いのではないでしょうか。そして毎年この時期はなんだか編み物も無性にしたくなる季節でもあります。

今回は真っ直ぐに編んでも出来るニット帽子を作る際に押さえておきたいポイントをお教えしたいと思います。

帽子などの小物は毛糸2~3玉で作ることができますしチャレンジし易いと思います。

 

●道具

輪針(40㎝位の短いもの)or棒針の短いもの4本(端に玉のついていないもの)

今回は便利な輪針で説明させていただきます。輪針や4本針は常に表側をみて編む事が出来ます!そして輪針は針を変える必要がありませんので、ぐるぐるとメデューサの輪のように編み進める為、接ぐ目と無く、作品によっては効率も良く大変便利な素晴らしい道具です!

 

 

●作り方

まず輪針に作り目を作ります。

その際に端の糸をどのくらい残しておけば作り目する際に糸が足りなくならずに済むかと悩みますが作品の寸法×3~4倍と覚えておくと便利です。

私は3倍より少し多めにしています。

作り目は普通のメリヤス編みで頭周り寸法から、伸縮しますので一割位の少ない寸法くらいでよいかと思います。

ゴム編みを入れる方は目数を偶数にします。

ゴム編みの部分を1号細くすると目が整い綺麗に仕上がります! 輪針の場合は余り道具も無いとおもいますので少しきつめに編むなど調整をして、棒針のサイズは変えれたら変えてください。

作り目を終えて端の糸が余ったら、次に編む際に邪魔になってしまうので後でほどけるように束ねておくとよいですよ。

棒針の一本を抜きます。

後は本体に入りひたすらぐるぐると好みの高さになるまで編み進めます。

最後の段になりましたら、

目数を半分に減らすのが後始末が綺麗になるポイントです。

最後はキュット絞りたいので

一目おきに目を拾い糸を通していきます。

分かりやすく赤い糸を通しています。

 

一周終えたら、

2周目は先ほど拾わなかった目に糸を通します。

 

全部の目に糸が通りましたら絞ります。

その際に、一気にキュート絞ると綺麗に絞れないので、一周目は手でキュート絞るのがポイントです。

 

 

完成です!!

編み出しゴム編みにし折り返しても被れるようにしました。

手編みは本当に温かいくて重宝しますよ。

ファッションに合わせて何個か作り持っていると便利なアイテムですね。

それでは又よろしくお願いいたします

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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