穴の開いたニットを簡単ステキに修繕出来る素晴らしい技法 ダーニング!!をご紹介します

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向山 利ノ絵

洗濯表示が12月1日から改正されます。
今までは国内基準でしたが世界共通のISOに準じた表示に変わります。
表示記号も22種類から41種類に増え細分化されます。
見慣れるまで時間がかかるかもしれませんが日頃のお洗濯に関わるので理解して衣類を大切に扱いたいですね。
ポイントをご紹介したブログはこちら→https://www.knitlabo.jp/blog/6533

 

みなさんダーニングっていう技法ご存じですか?
暮らしの手帖で紹介されていたらしいのですがとっても簡単にステキに補修が出来るのでご紹介したいと思います。

目次

  • ダーニングとは
  • ダーニングのやり方
  • まとめ

 

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ダーニングとは

ヨーロッパの衣類修繕の方法で虫食いや汚れたところを補修する手仕事で古くからあるようです。
道具はダーニングマッシュルームというキノコの形をした木で出来た道具を使います。
小さい織物を作って繕うイメージです。

 

ダーニングのやりかた

まず道具は ●ダーニングマッシュルーム ●輪ゴム ●とじ針 と刺繍糸や毛糸です。

ターニングマッシュルームはダーニングに欠かせない道具なのですが調べてみると3000円以上するようです。アンティーク品もありキノコマニアの人からも人気のようです。
電球などでも代用が出来るようですが 何か変わりになるものはないかな?と探してましたら、こけしさんがこちらを向いてほほ笑んでいらっしゃいました。
ダーニングマッシュルームの代用にこけしとガチャガチャのカプセルを使用しました。補修のサイズに合わせて使い分けると良いと思います。

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穴の開いたセーターを修繕したいと思います。
ガチャガチャのカプセルに穴の開いたセーターをかぶせて輪ゴムで止めます。
こうする事で安定した針仕事が出来ます。刺繍する時に枠に入れるのと同じイメージでしょうか。

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穴より少し大き目に たて糸を張っていきます(白)。
次に横糸(水色)をたて糸に交互に通していきます。この作業を繰り返します。織りものと同じですね。

DSC_1236こんな感じにダーニング出来ました。 糸始末をして完成。

DSC_1240 (1)表からと裏から見た写真になります。穴の上に新しい生地が出来 穴がふさがりました。

か・かわいい!!

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衿ぐりのリンキングのパンクです。 もうこうなったら捨ててしまう事になる事が多いと思います。こちらもダーニングしてみます。

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横幅が広いのでこけしを中に入れてゴムで止めてから修繕します。同じように、たて糸を張り 横糸を交互に通していきます

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こんな感じに修繕作業が終わりました。
カラフルな糸で補修したのでワンポントになってとってもかわいい!

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まとめ

このダーニングは簡単で可愛く出来て本当に素晴らしいです!!

編み物が出来なくても セーター 靴下 ジーパンなど虫食いが直せます。

そして手をかけた事で捨てる運命だったお洋服が生まれ変わり完成した後に満足感に包まれました。

 

あえてカラフルな糸を使っても良いですし、同色系にしたら馴染むと思います。

ちょっと良いものを長く着たい

穴が開いたりしたらとにかくダーニングしてみて下さい。愛着のわく衣類に生まれ変わり、物を大切にする心が芽生えるかもしれません。

大事にしている靴下に穴が開かないかな~なんて思ってしまいました。
それではまたよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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