編み物では欠かせない作業「糸始末」のやり方を、解説いたします!

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4月=新年度がスタートしました!

私も、社会人2年目のスタートです。早いものです。

今年の目標は、編み物をたくさんする!にします!

編みかけのものがお家にたくさん眠っているので、呼び起こして、

完成させる年にする!ぞ!頑張ります。

 

今回は、手編みに欠かせない作業。

だけど、今更聞けない?「糸始末」についてのお話です。

 

目次

  • かんたん!閉じ針編
  • 閉じ針編+α
  • 上級者編

 

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かんたん!閉じ針編

糸から作られるニットですが、完成間際、糸始末という作業が必ずあります。

あと少しで完成!と思っていても糸始末に思ったより時間がかかってしまったり、

適当に糸始末したら、しばらくして糸がほどけてきてしまったり…

手持ちのニットを着ていたら、糸が出てきてしまったり…

 

そんな経験はありませんか?

 

たかが糸始末なのですが、結んで切ってしまうとそこから目落ちしてしまう可能性もあるので、

なかなか侮れない作業なのです。

基本の始末方法から、コツ、上級者向けの方法を紹介いたします。

 

 

ますは基本の糸始末。

使うのは、「閉じ針」です。

見やすいように、始末する糸を黒い糸にしています!

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始末したい糸を針に通します。

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ジグザグと縫うように針を2cmほど入れて引き抜く。これが基本の糸始末です。

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この時、2つポイントがあります。

 

①閉じ針は、なるべく縦のライン、もしくは縫い代に入れること

②1本の糸を割るようにして針を通すこと

の2点です。

「糸を割るように」というのは、

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右のように、一本の糸の真ん中に閉じ針を刺す といったイメージです。

この方が糸が簡単に抜けなくなりますし、糸始末も目立ちにくくなります。

 

え?結んだりしないの??大丈夫なの??

と、私も初めは心配になりましたが、二つのポイントを押さえれば、意外と大丈夫なんです!!

 

閉じ針編+α

続いて、上記で紹介した方法に、+α のポイントです!

糸始末したいけど、糸が短すぎて針に糸が通せない時ってありますよね。

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そんな時は、針を最初に通すとやりやすいです!

針を途中まで押し込み、糸を通して、引き抜く。です!

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上級者編

最後に紹介するのは、上級者向けの方法です。

使うのは、ベラ針です。

ベラ針とは、手横や自動機に使用されている針のことです。

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矢印の部分が、ベラ と言い、 ベラが動くことでニットされているんですね~。

このベラ針は、お店で買えるものではないのですが、家にあるのに使い方がわからない、

という方がいらっしゃったら、是非チャレンジしてほしいと思います。

 

ベラ針が上手に使えるようになると、糸始末が早くできるようになります!(と、私は思います!!)

後、ハイゲージ(目の細かいニット)のニットの糸始末もやりやすいです!

 

方法はこちら!

①糸から2cmくらいはなれたところから、ベラ針をジグザグに通します。

通す位置やコツは閉じ針の時と同じです。

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②ベラが開いた状態なのを確認して、糸を針の上に沿わせます。

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③そのまま引くとベラが閉じるので、糸をひっかけて、引きます。

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難しそうに感じますが、なれるととっても便利です!おすすめです!

 

 

以外と?奥が深い糸始末。

皆さんもマスターしてみてくださいね!

それでは、さようなら~

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