こんにちは!
毎日寒いので、ウールのニットが手放せなくなってきた鈴木です。
お気に入りのニットは何度でも着たいものですが、長く着ているとだんだん気になってくることがありませんか?
目次
ニットの悩み、ピリング
そう、ニットでよくある悩みの一つがピリング(=毛玉)です!
ピリングは繊維の毛羽立ちが摩擦で絡み合って玉状になってしまったものです。
デスクワークの多い方だと、肘の部分などによくできてしまいますよね。
洋服の下札や洗濯ネームに注目すると、ピリングについての注意事項があらかじめ書いてあることがあります。
では、このピリングができやすいかはどのように調べているのでしょうか?
ピリング試験があります!
実は製品を作る過程で様々な試験を行うことがあるのですが、その中に「ピリング試験」というものがあります。
それを調べる機械がこちらの箱。
ニットの編地を巻きつけたゴム管をこの箱の中に入れて、グルグルとひたすら5時間箱を回します。
その結果、編地にどれくらいの毛玉が付いたかを段階に分けてチェックするのです。
その早見表がこちら。
どれも似たように見えますが…
試験のプロには違いが分かるようです。
皆さんが着ているニットもこんな厳しい試験を経て売り場に出ているかもしれません。
そう考えるとますます愛着が湧いてきますね♪
毛玉取りのコツ
では毛玉ができてしまった時はどのように取ったら良いのでしょうか?
毛玉取り器が便利で定番ですが、使い方によってはニットに穴を開けてしまうので注意が必要です!
平たい場所に洋服を置いて、毛玉取りを垂直にあてて丁寧に取ってくださいね。
毛玉取りを使いすぎてニットがだんだん薄くなってしまうことが気になる方、何と台所用のスポンジでも毛玉が取れます!
気になる方はヤッシーのブログ「ニットにできた毛玉を取る究極に簡単な1つの方法 」をご覧ください♪
それではまた~