編み物のボタンホールは編みながらでも、
編みあがった後から開ける事が可能です。
後から開けれる ボタンホールのことを‘‘無理穴‘‘といいます。
無理やり開けるから無理穴?
編ながらボタンホールを開けるのはとても難しいです。
後から開けれるボタンホールは調整が利くのでとっても便利です。
編み間違えることもなく、ホールに縁が出来ることでボタンホールも安定します。
直ぐ使える
後からあけるボタンホールの作り方を2通りご紹介します
まず、共糸を利用して割糸を準備します。
目次
割糸の作り方
1.共糸を30~50㎝位に切り、糸の中心辺りで糸の撚りと逆方向に回して撚りを戻します
2.糸が解けたら糸を分けます。今回は2本と1本に分かれたので2本の方を利用しました
※ 割った糸は撚りが弱くなっているので、少し撚りを戻して使用してください
それでは後から作成するボタンホールの作り方です
ボタンホールをブランケットステッチで作成する方法
1.穴の中心の糸を引っ張ります
ボタンの大きさに合わせて穴を広げます
2.割糸を使用し、端の半目を拾いながらブランケットステッチをします
ぐるっと一周ステッチをして、裏で糸始末をして完成です
ボタンホールの回りにステッチしているのが分かります
ボタンホールを巻きかがりで作成する方法
1.穴の中心の糸を引っ張ります
ボタンの大きさに合わせて穴を広げます
2.上は糸を1,2回巻きます。
裏側から端の目1目ところに針を出します。
そして、下の段を下記のように針を通します
繰り返し巻きながらかがっています。
一周かがり、裏で糸始末をしたら出来上がりです。
表から見ると上下の巻いた部分が表に出るくらいで、薄い仕上がりです。
ポイント
ボタンホールはボタンを通すことで大きくなるので少しきつめに作ると丁度よくなりますが
ボタンホールの大きさなど試しながら挑戦してみてください
それではまたよろしくお願いいたします。