編み物初心者必見!減目をしなくても、編めるニット帽の作り方

- 更新日
- 2020.8.12(水) 9:42
- (投稿日 2019.12.27(金))
ニット帽を編む場合、帽子の先端は「減らし目」という技法を使うので初心者には少し難しいかと思っています。そこで、「減らし目」を1段しか使わずにニット帽を作る方法を考えてみました。
目次
まずは、筒状に編みます。「減らし目」なしです。
ニット帽なので、頭回りの円周のサイズより少し小さ目がいいです。大きいとずるずると落ちてきてしまうので。私は、円周36cmに設定。長さは24cm+折り返し部分4cm 合計28cm編みました。
「1目ゴム編み」でもいいですが、ひと手間加えて「ねじり1目ゴム編み」です。
ニット帽は、ゴム編みのような伸縮性のある編地がいいです。
最終段のみに「減らし目」を入れます。
最終段は、「減らし目」の技法でもある 「左上2目一度」を使います。難しい名前ですが、2目を一緒に編むだけです。「伏せ止め」をして編みは終了です。
編み上がりは、こんな感じ。ちょっと台形になってます。あまり差がないので、最終段を減らし目にしなくても大丈夫です。
接ぐ部分の糸を1.5倍残しておきましょう。
頭頂 接ぎの工程
写真のように、頭頂部分を3等分にします。
伏せ目の半目を「すいくとじ」します。
写真のように、すべての辺を閉じれば終了です。
この頭頂の形が「テトラポット」ににていることから、「テトラポット帽」と命名(笑)。
頭頂にボンボンをつけると、さらにかわいくなります。ニット帽は防寒具としてとても優れています。まだまだ寒い季節が続きます。ぜひ大切な方を温めるニット帽を作ってみてくださいね。
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