先日、編み物教室の生徒さんからこんな質問がありました。
「編地の端が丸まってしまうのですが、丸まらない方法はありますか?」
「編地の端が丸まってしまうのですが、丸まらない方法はありますか?」
って。
答え:「ありますよ!」
編地の端を専門用語で”耳”と言います。
編地の耳が丸まってしまうのは、”メリヤス編み”(または、天竺:てんじく)という編み方の場合だけ。なので、天竺以外の組織を”耳”に使用すればいいのです。端からの2~4目分を変更すればOKです。
メリヤス編みの場合こんな風にまるまりますね。
見本では端の4目の編み方をメリヤス編み以外に変えて比較します。
目次
かのこ編みの場合
私は、かのこ編みの模様が好きです。
編み方
1段目:表、裏、表、裏
2段目:表、裏、表、裏
1段目:表、裏、表、裏
2段目:表、裏、表、裏
表と裏を交互に繰り返します。表と裏が互い違いになります。
ガーター(パール)編みの場合
横にすじ模様が出ます。
編み方
1段目:表、表、表、表
2段目:表、表、表、表
表編みの繰り返しのみなので、とてもカンタン。
編み方
1段目:表、表、表、表
2段目:表、表、表、表
表編みの繰り返しのみなので、とてもカンタン。
ゴム編みの場合
見た目もスッキリします。
編み方
1段目:表、裏、表、裏
2段目:裏、表、裏、表
編み方
1段目:表、裏、表、裏
2段目:裏、表、裏、表
編地の端 ”耳” が丸まらない方法は、”耳”の部分の編み方を変えるだけです。
好みの編み方はありましたか。ぜひ参考にしてくださいね。
好みの編み方はありましたか。ぜひ参考にしてくださいね。