編地の端 ”耳” が丸まらない方法 3種

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大久保 千聖
先日、編み物教室の生徒さんからこんな質問がありました。
「編地の端が丸まってしまうのですが、丸まらない方法はありますか?」
って。
答え:「ありますよ!」
編地の端を専門用語で”耳”と言います。
編地の耳が丸まってしまうのは、”メリヤス編み”(または、天竺:てんじく)という編み方の場合だけ。なので、天竺以外の組織を”耳”に使用すればいいのです。端からの2~4目分を変更すればOKです。
メリヤス編みの場合こんな風にまるまりますね。
見本では端の4目の編み方をメリヤス編み以外に変えて比較します。

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かのこ編みの場合

私は、かのこ編みの模様が好きです。
編み方
1段目:表、裏、表、裏
2段目:表、裏、表、裏
表と裏を交互に繰り返します。表と裏が互い違いになります。

ガーター(パール)編みの場合

横にすじ模様が出ます。
編み方
1段目:表、表、表、表
2段目:表、表、表、表
表編みの繰り返しのみなので、とてもカンタン。

ゴム編みの場合

見た目もスッキリします。
編み方
1段目:表、裏、表、裏
2段目:裏、表、裏、表
編地の端 ”耳” が丸まらない方法は、”耳”の部分の編み方を変えるだけです。
好みの編み方はありましたか。ぜひ参考にしてくださいね。

記事を書いた人

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大久保 千聖

文化服装学院ニット科卒。ニットの会社で働いています。
小さいころから、編み物が好きです。編み物って楽しいですよね。編み物の楽しさを多くの方に知って頂き、編み物の楽しさを広めたい!と手芸ブランド「60ろくまる」をスタートしました。趣味はもちろん編み物。ほかにステンドグラスを作ったり、頻繁に旅行に出かけます。

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