編み物とは?編み物を始める時に知っておきたいコトやモノ

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大久保 千聖

こんにちは、一年中編み物を楽しんでいる大久保千聖(おおくぼちせ)です。
寒くなってくると「手編みをやってみようかな・・・」と思うことありませんか。
この記事では「手編みをやってみようかな・・・」と思ったけど何からはじめたらいいのかな?という方のために書きました。

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編み物は誰でもすぐに始められる

何か趣味をはじめようかなという時に必要なのが、なにかしらの道具や材料です。 編み物に必要なのは、編み棒毛糸だけ。この2つがあればだれでも始められます。
編み棒は1000円くらいで購入できます。 毛糸は、品質によって異なりますが、1玉500円~とさまざまです。

そして、編み物はどこでもできるので場所を選びません。膝の上のちょっとしたスペースがあれば編めます。 私は、車や新幹線などの移動中、行列に並んでいる時など立ちながらでも編んだりします。
カフェでゆったり編み物なんてのももちろん出来ます。

編み物を始めるために必要なこと。その①材料・道具

材料・毛糸

編み物をするには、材料=毛糸が必要です。
毛糸はさまざまな種類があります。毛糸は、混用率・太さ・形状・色の4つの要素があります。 この4つの組み合わせで様々な種類があります。
毛糸は何を作るかに合わせて毛糸を選びます。ですので、「何をつくるか?」が必要です。 毛糸を見るのが好き!という方は、毛糸を選んでから、「何がつくれるか?」を考えることもできます。

編み物初心者には、作る物に合わせて必要な毛糸と作り方がセットになっている「編み物キット」がおすすめです。
編み物キットには、道具が含めれていないもの多いので別途道具は必要です。作り方に必要な道具が明記してありますのでそれに合わせて準備しましょう。

道具:編み棒・編み針

編み物をするには、道具=編み棒・編み針が必要です。
編み棒は、棒針編みと鉤針編みがあります。 棒針編みと鉤針編みと違いは、道具が違うので編み方が全く異なります。

棒針編み・・・2本の針を使用して編みます。セーターやマフラー、靴下などが向いています。
鉤針編み・・・1本の針を使用して編みます。バッグやあむぐるみ、モチーフ編みなどの小物や形をしっかりさせたい物がよいです。

棒針編みも鉤針編みも【編み棒】は、毛糸の太さによって道具を選びます。ですので「何をどの糸でつくるか?」が必要です。
先に、道具を購入しない方がおすすめです。(編み棒・編み針の種類についてまとめたブログはこちら>>>)

他の道具

編み棒以外に必要な道具は、とじ針とハサミです。(左:とじ針、右:ハサミ)
とじ針とハサミは、糸を始末する際に必要です。
とじ針は、毛糸が通るように、通常の縫い針よりも糸が通る部分が大きくなっています。
毛糸の太さによって、針の大きさを選びます。

編み物は、最後に仕上げにスチームアイロンをかけます。アイロンをかけると仕上がりがぐっと良くなります。

編み物を始めるために必要なこと。その②本

「何を作ろうか?」むしろ「初心者には何が作れるのか?」という疑問が出てきます。

編み物には、基本の編み方が有ります。まずは基本の編み方から覚える必要があります。 ここでも”かぎ針”と”棒針”の違いがありますので、どちらで編むのかを明確にする必要があります。

さまざまな本がありますが、初心者向けの本がたくさん販売されていますし、初心者向けの本には、基本の編み方が書いてあります。
図解されていたり、写真で紹介されていたりさまざまですので自分が見易い本を探したら良いと思います。 たくさん本があって迷ってしまいそうですが、「これが作りたいなぁ・・・」というアイテムが載っている本にするといいと思います。

編み物の本には、編み図という記号で書かれています。JIS規格で決められているもの。この編み図の読み方も徐々に覚えていく必要があります。今では文字で書かれている本もあったりと多様化しています。
下記は編み図の一例です。左の編み図で右の柄が編めます。

 

編み物を始めるために必要なこと。その③教室

編み物は、本を読んでもできます。実際には本を読んで独学で初める方が多いですが、私がおすすめなのは、教室に通って教えてもらうことです。
棒を持つ手、ちょっとした手や指の位置や糸をかけたときの場所によって編みやすくも、編みにくくもなります。 くせを直し方も編み物教室では教えています。編み方には、コツがあるのでみんなでコツも話たりします。

丸安毛糸では編み物教室を開催しています。 (”60ろくまる”編み物教室の詳細はこちら>>>)
はじめての方もいますし、ベテランの方もいらしていてさまざまですが、少人数で楽しく行っています。 話ながら行う人もいますし、もくもくと編み続ける方もいてさまざまです。それぞれの編み物の楽しみ方があります。ちなみに19:00~は初心者を中心に私が教えています。

そして、編み物教室は、通いやすいところがおすすめです。

 

初めての編み物教室で行うこと

60ろくまる編み物教室では、初心者の方を大歓迎しています。
道具や毛糸などは、こちらで準備しているので、手ぶらで参加してください。
まずは、基礎編みから行います。棒の持ち方、毛糸の使い方、つくり目方法、表目・裏目の編み方と編み物の基礎となる工程を順を追って実践します。 しっかり編めているのか、間違えていないかも時折チェックして進めています。

初めての編み物教室の2時間で、だいたいの方が つくり目と表目・裏目の3つの基礎を習得できています。この3つが習得できるとマフラーやスヌードなどの小物が編めます。2回目の編み物教室からマフラーやスヌードを編み始めることが出来ます。


編み物を趣味にするメリット

編み物を趣味にすると”いいこと”があります。
先にも触れましたが、編み物は場所を選びません。編み棒と糸があれば、どこでもできる趣味です。電車の移動中や待ち合わせのちょっとした時間なども有効活用できます。編み物の良さは、編んだモノが実用品として使えることです。上達すると、お店で見たかわいいニットを自分で編むことができます。

そして何より、趣味は楽しいということ。編み物を趣味にして楽しんでいる方を多く知っています。編む楽しさをもっと多くの方に知って頂きです。

さあ、編み物をはじめてみよう!

さあ、心の準備ができたところで、編み物をはじめてみましょう。

まずは、お近くの編み物教室を探して参加してみることです。 実際に編んでみて、自分には向いているか想像と違ったなどさまざまあると思います。

編み物をする手順としては、編む物を決めてから、糸を選び、道具を選びます。 そして、基本の編み方を学び→応用の編み方が出きるようになる→オリジナルで作れるようになる。

という感じです。編み物は編めば編むほど、上達しますのでコツコツ続けていくことが大切です。 自転車がのれるようになったように、編み方をすっかり忘れてしまうということはありませんので一生の趣味として楽しむことができます。

編み物教室でも数年ぶりに再開したというかたは、スムーズに編めています。

では、編み物教室でお待ちしています。
”60ろくまる”編み物教室の詳細はこちら>>>

記事を書いた人

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大久保 千聖

文化服装学院ニット科卒。ニットの会社で働いています。
小さいころから、編み物が好きです。編み物って楽しいですよね。編み物の楽しさを多くの方に知って頂き、編み物の楽しさを広めたい!と手芸ブランド「60ろくまる」をスタートしました。趣味はもちろん編み物。ほかにステンドグラスを作ったり、頻繁に旅行に出かけます。

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