こんにちは
棒針の編み終わりの目を止めたい!
そんな際にどのような伏せ方があるのか??よく使う3種類をまとめてみました。それぞれ特徴がありますので参考にしていただけましたら幸いです。
目次
- 伏せ止め
- 棒針を使った伏せ目
- かぎ針をつかった伏せ目
- とじ針を使った伏せ目(巻き目)
- まとめ
伏せ止めの記号はこちらになります。
目次
伏せ止め
※伏せて目をとめる事
棒針を使った伏せ止め
※最もよく使われる方法。表目の伏せ止めと裏目の伏せ止めがあります。
端の2目を編みます。
1目めを2目めにかぶせます。3目めを編み2目めにかぶせます。繰り返します。
※裏目の伏せ止めも裏目を使い同様です。
表目には鎖編み目が出来ます。
特徴
〇伸縮性がなくなるので、編地によってきつくならないように調整しながら止めます。
〇伸び止めにもなります。
〇ガーダー編みの際に裏目の伏せ止めを使用すると伏せ止めが編み目と同じ表情になり止めが目立たなくなるので効果的です。
〇本体と同じ棒針を使い目を伏せ止めることが可能です。
かぎ針をつかった伏せ止め
表目の伏せ止めと裏目の伏せ止めがあります。
鉤針を使い目を伏せ止めしていく方法です。
※裏目の伏せ止めも裏目を使い同様です。
棒針を使った際と同様に表目に鎖の目が出来ます。
特徴
〇手早く伏せ止めする事が出来ます。
〇初心者でも簡単に早く目を伏せる事が可能です。
〇かぎ針が別途必要になります。
〇目数が多い時に大変便利です。
〇かぎ針を使っても棒針と同様の仕上がりになります。
とじ針をつかった伏せ止め(巻き目)
とじ針を使って止めていきます。伸縮性があり、薄く仕上げる事が出来るのがポイントです。
とじ針で目のすくい方を注意して閉じていきます。慣れたら難しくありませんので練習してみて下さい。 とじ方は写真では見づらいので書籍などをみるとよいですよ????
最初の2目をこのようにとじ針に通します。
次に最初の1目と3目めにとじ針をこのように通します。
巻き止めを終えて表からみたところ。糸が上下に渡っていて、棒針やかぎ針の伏せ目とは全然違いますね。 横に伸ばすと伸縮します!!
裏から見たところです。糸が波縫いのように渡っています。
特徴
〇伸縮性のある止め方です。
〇とじ針を使います。
〇薄く仕上げる事が出来るので、編み終わりを薄く仕上げたい場合に使います。
〇糸は編地の幅の2.5~3倍の長さを使います。
まとめ
1目ゴム編みや2目ゴム編みなどにも上記の方法を用いると簡単に伏せる事が出来ます。しかし、ゴム編みの伸縮性が損なわれますので伏せの強さなど調整してみて下さい。
ゴム編みにはゴム止めという技法をで伏せると伸縮性が出ます。ちょっと難しく手間もかかるんですが習得すると上記方法と合わせて目的によって使い分ける事が出来るので是非チャレンジしたい技法ですね!
それではまたよろしくお願いいたします。