こんにちは、赤石です。
最近、家の窓のすぐそばにある金木犀の花が香ってきて、秋だなぁと実感します。
窓を開けていると家中ふんわりと香って、とっても気持ちがいいです。
気温もすっかり秋らしくなってきて、長袖を着たいなぁと思っていたのですが、引き出しの奥にしまわれていた洋服たちはしわだらけに・・・・。
しまい方が悪すぎました。詰め込みすぎ
そんなこんなで着たいものが着れなかったので、先週末は一気にアイロンがけをしました。
そこで、ニットにアイロンをかけるちょっとしたポイントをご紹介したいと思います。
目次
ニットのしわには蒸気アイロン
一番は兎にも角にも蒸気を当てること
これが基本です。もちろん素材や編地によりますが、熱だけではしわは伸びません。ニットには蒸気が必須です。
しわだらけニット
アイロン台も狭い家庭用のアイロンがけ
私は面積の狭い袖からかけます。先に大きい面積をやると、小さい面積をかけている間にまたしわがつくからです。
とりあえず蒸気をかけます。ニットから1㎝位浮かすイメージで。
時間はかかりますが、十分に蒸らすようにして蒸気を当てます。10秒くらいでしょうか。結構長く感じます。
これだけで軽いしわはなくなりました。
アイロンは押し付けない、ニットは伸ばさない
蒸気をかけたら、手で押さえるようにしてしわを伸ばします。
ひっぱってはいけません!
アイロンの熱と蒸気でニットはとても柔らかくなっているので、ここで伸ばすと伸びたまま戻らなくなります。
軽くとんとん、と手でたたくようにするとしわもなじんで消えてくれます。
しわが消えないからと言って、アイロンを押し付けて伸ばしすのもダメです!
繊維が熱でくっついてつぶれてしまいます。また、化繊なんかだと、糸がてかてかに光ってしまいます。
消えにくいシワは、アイロンで蒸気を当てる前に霧吹きで水分を含ませると効果的!
水分量が多いほど、糸が膨らむのでシワも消えやすくなります。
Tシャツやカットソーなんかは霧吹き必須です。
最後はよく冷やす!
これが一番重要です。
冷やすことによって、編地が安定します。
あったかく、水分も残っているアイロンかけたての状態はとっても不安定です。
またすぐに新しくシワも付きやすく、伸びやすく、ついでに毛玉も出来やすい。
なので、アイロンをかけ、編地を整えたらよく冷やしましょう。
そのまま放置して冷ますのがいいのかもしれませんが、正直待ってられません。
私は団扇で煽いで強制的に冷まします。
少し冷めたら、アイロン台自体も熱くなっているので、ニットを振って全体的に風を通して冷やします。
風を入れるとふんわりしますし、すぐ冷めます。
これでおわりです。
きれいになりました。
あとは今度こそちゃんとしまっておこう。
ここまで書いて、そもそもしわをつけなければいいんだって思いました・・(._.
こんな場合もアイロンで
畳んでいて、肩や袖に折り線がついてしまった場合
畳んだくらいの線だったら蒸気だけですぐ直ります。
袖や裾が伸びてひらひら波打ってしまった場合
蒸気を長めにかけて整えると見違えるようになります。
⇒以前の鈴木の記事でのBefor Afterがびっくりします。シワだけじゃなく風合いについても書かれているので、ぜひご覧ください。
ハンガーで干したら肩先が伸びてしまった場合
ここまで伸びると、霧吹き&蒸気&手で整える×3回くらいしないとなかなか直りませんでした。
荒業ですが、一度思いっきり縦横に伸ばして、伸びを分散させてからアイロンで縮ませるとすぐ直ります。
でもほんとに荒業で、失敗したらニットが伸びてしまうので、あんまりおススメ出来ない・・・です。
※ニットは平干ししましょう!
ではでは、夏の服をしまうときにも、これから出す服も、ちょっと気になるしわには蒸気かけてアイロンしてみてください♪