こんにちは。
寒いですが冬は空が澄んで星が綺麗に見えるので少し寒さが和らぐような気がします。
たまには空を眺めるのもよいですね。
伸びてしまったリブの戻し方
さて、セーターを着る機会も多く袖口が伸びてしまったーなんてことも製品によってはあるかと思います。
伸びてしまった袖口のリブなどは
アイロンを浮かして蒸気をたっぷりあてる事で編み目が元に戻ろうと縮みます。
クリーニングやホームクリーニングすることでも戻ることもありますよ。
アイロンを当てるだけでもこんなに変わるのでお試し下さい。
ストレッチ糸!?
一般の製品には袖口などのリブや編み出しにストレッチ糸が入っている物があります。全体に入っている物もありますよ。
入っていても引っ張り出して見ないとわからなかったりと見つける事が難しいんですよね。
ストレッチ糸を入れると、編み地に伸縮性を出す事が出来たり、厚みを出したり、編み出しの伸びを防ぐ為に使われています。
一般の製品で使われているストレッチ糸は製品と同じ色に染められているか,近い色の物から使うことが多いのですが、
手編みの場合ですと、市販されている色は白、黒、透明とあります。
ストレッチの強さも二種類くらいあるのでお好みで合わせてご使用されると良いと思います。
ストレッチ糸はとても細い糸で取り扱い難いのですが、
このようなケースに入ったまま引き出して使います。
このようにリブすの部分にストレッチ糸を引きそろえて編みと目が詰まります。
手編みでリブを編み場合棒針の号数を一つ細い物にするんですが、どうしても目が詰まりきらないのですよね。
もっとリブを縮めたく伸縮を出したい時に最適です
下の写真の右側はリブの全体にストレッチ糸をいれたものです。
ストレッチ糸無しの左側と比べると目が詰まっているのが分かりますね。
リブ全体ではなくて編み出しに1㎝位入れても効果がありますよ。
特に綿素材は伸びやすいので編み出しに入れるのはお勧めです。
家庭用編み機の場合は手編みと同様に引き揃えて編むか、糸口がもう1つあるので二重臼で編まれても良いですよ。
ストレッチ糸は 入れても入れなくても編地によって伸縮性が出るのも魅力なので作品に合わせてご参考下さい。
それではまたよろしくお願いいたします。