こんにちは。
先日の3連休に母校の文化祭に行ってきました。
卒業して1年半と少し経ちますが学生のパワーに刺激をもらってきました。
母校では1年に3回ほど、カウチンセーターの販売が行われています。
しかも、カナダで編まれた本物のカウチンセーターです。
決して安いものではありませんが、あのズッシリ暖かいカウチンの価値を考えると納得です。
いつか必ず手に入れたい品物です!!
- 多本取りのススメ
- 多本取りのコツ
- まとめ
目次
多本取りのススメ
冬は編み物の季節ですがみなさん捗っていますか?
私は編むのがのんびりなのにまだ編んでいない、このままでは春になってしまうかも…
と不安になっている方にお勧めしたいのが、多本取りです。
※他本取りとは、2本以上の糸を一緒に編むことです。
3本取り=3PLY(3プライ)と言ったりもします。
なぜおすすめかというと、単純に糸が太くなる分編み針の号数も大きくなり
さくさく編むことが出来るからです。
その分ローゲージになり、厚みも出ますが、暖かいので冬のニットにお勧めです。
今から編めば本当に寒い12月~2月に着ることができますね。
ただこの多本取りには少し手間がかかります。
例えば下記のようなことがあげられます。
①玉巻ではない場合(コーン巻のものなど)巻き替えが必要
②糸が綺麗に引き揃えられず編み目が汚くなってしまう。
③編んでいる最中、糸通しが絡まって編みにくい
今回は②③を解消する方法をご紹介します。
(①はごめんなさい!頑張って巻いてください…!
こちらで紹介しているよう玉巻き機があるととても便利です)
多本取りのコツ
2~4本取りの場合
このくらいの多本取りであれば、毛糸をなるべく低い位置に置き、
垂直に糸が出るように調整することでとても編みやすくなります。
机やソファーに座り、床に紙などを敷いてその上に毛糸を置くのがベストです!
5本以上の場合
先日16本取りでセーターを編んだのですが、その時に編みやすい方法を見つけました!
用意するのは、ビニール袋(ジップロック付きがベストです)とはさみだけ。
袋の中に毛糸を並べていきます。
糸口が同じ方向を向くようにしてください。
糸口の方を上にして、複数の毛糸の真ん中あたりにはさみを使って小さな穴をあけます。
その穴から糸を出してください。
毛糸が袋の中で移動しない程度に空気をぬいて、袋の口をとめたら完成です!
(普通のビニール袋の場合は、マスキングテープなどで止めてください。)
複数の糸口が一カ所にまとまることで、均一に引き揃えることができて、きれいな編地になります。
まとめ
先日16本取りで編んだ時は、8玉と8玉に分けてこの方法をやってみましたが、とても編みやすかったです。
ちなみにその時編んだセーターがこちら!
会社の展示会の際に作成しました。
カシミヤとセーブルの入った高級な糸を使用しているので、ふわっふわです。
15mmの棒針で編んでいるので編み時間は15時間もかかりませんでした。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。