こんにちはヒロエです。
2月に入り雪も降り、一段と寒い日が続いてますね…早く温かくなって欲しいです。
先日編んだウール、アルパカのリリヤーン糸<フロッシーヘム>スヌードがとても温かかったので、同じ糸で帽子を編むことにしました。
スヌードは表と裏の見え方が違うイギリスゴム編み(片畦)で編みましたが、今回は表と裏の見え方が同じイギリスゴム編み(両畦)で編んだニット帽の編み方を紹介します。
- 両畦の編み方
- 脇の接ぎ方
- 簡単な 帽子の始末
- まとめ
目次
両畦の編み方
輪ばりで61目作り目をします。
輪ばりの片側を抜いて1×1ゴムを編みます。
表目~裏目~表目~裏目
1段目は前回の片畦と同じ編み方です。
1目表目を編みます。
糸を手前に持ってきます。
裏目で右側の針を入れて糸を掛けます。(掛目)
編まないで、右側の針に移します。(滑り目)
これを繰り返して右端まで編みます。
裏にして片畦は裏目を編みましたが、両畦は表と同じよう糸を手前に持ってきて
裏目で右側の針を入れて糸を掛けます。(掛目)
右側の針に移します。(滑り目)
掛目と滑り目をした2目を一緒に引き抜いて
表目を編みます。これを左端まで繰り返して下さい。
裏目を掛目+滑り目
掛目+滑り目の2目を一緒に表目を編む
これを毎段繰り返すと、表と裏の、見え方が同じイギリスゴム編み(両畦)が編めます。
表と裏の見え方が違うイギリスゴム編み
1段目 表目~掛目+滑り目、2段目 裏目~掛目+滑り目の2目を一緒に表目を編む
脇の接ぎ方
持ち運びの時や、脇接ぎをする時に輪ばりに掛かっている目を洗濯バサミで挟む(止める)事と目が落ちないのでお勧めです。
下の1目に糸を通します。
端目の隣の裏目に糸を通します
反対側も同じように裏目に糸を通します。
これを繰り返して
糸を引きすぎて突っ張らないように注意しながら接いでいきます。
上まで接いで下さい。
簡単な帽子の始末
帽子を編む時に上に向かって減らす編み方も有りますが、減らし目は難しいので、今回は真っ直ぐ編みました。
最後の目を1目飛ばしで糸を通します。
1周したら、もう1周糸を通してない目に、糸を通して下さい。
全ての目に糸が通せたら、輪ばりを抜いて
はじめの1周目から、糸が切れないように気をつけながらギュッと目を絞って、解けないように糸を裏側で絡めて、見えないように始末して下さい。
まとめ
35段で丈20cmと短めに仕上げましたが、5cm位長く編んで、帽子の被り口を折り返しても良いと思います。
帽子の被り方は、浅く被ったり色々アレンジ出来ますが、風が冷たいの時は、耳を隠して被ると本当に暖かいのでオシャレとしてだけではなく、防寒としても是非被ってみて下さいね^ ^
それではまた次回