こんにちは、赤石です。
今年も1か月が早くも過ぎましたね。
寒さのピークも過ぎた気がします。
早く春になって欲しいですねぇ。
ダウンコートも飽きてきた今日この頃です。
皆さんも、春になれば、冬に大活躍したニットがたくさんお休みに入るのではないでしょうか?
衣替えにはちょっと早いですが、ニットをしまう前に、たくさん着てダメージを受けたニットをケアしてあげたいですよね。
そんな時に自宅で出来る、ニットの修理やケア方法をまとめましたので、参考にしてみてください。
- 穴が開いてしまったとき
- 引っかけて糸が出てきてしまったとき
- 毛玉ができてしまったとき
- 袖口や裾が伸びてしまったとき
- 型崩れやシワが付いてしまったとき
- まとめ
目次
ニットに穴が開いてしまったとき
ニットの大敵。虫食い。
衣替えをして、いざ着よう!というときに虫食いで穴が開いてる!なんてことありますよね・・。
他にも、バックやアクセサリーの金具にひっかけたりして穴が開いてしまったり。
ニットは小さい穴でも、放置していれば穴は広がっていくので、穴が開いたらすぐに食い止めないといけません。
綺麗に直したい場合は、修理屋さんへお願いした方が良いですが、自分でも目立たなく修理できる良い方法がありました!
もちろん編み物が出来なくても大丈夫です。
使うのは、ニードルパンチ
ニードルパンチというのは、綿(わた)や糸や生地を針で差し込んで固めてフェルト状にしていくことなのですが、この手法を使って、刺繍の模様にしたり、最近は、ぬいぐるみを作ったりして人気があります。
ニードルの針は、手芸屋さんやセリヤなどの100円均一にも売っています。
ニードル刺繍、ニードルフェルトとかいろいろ呼ばれていますが、ニードルフェルト用の針でもニードル刺繍用の針でもOK。
あとはニットの色に似た綿(わた)を用意してください。
似た色が無くても、薄いグレーなら白と黒のワタを少しづつ混ぜて近づけば良いですし、ネイビーも青と黒、ピンクも白と赤…などなど組み合わせて行けば大体の色はカバーできるので、少しづつ混ぜてみてください。
ワタを組み合わせて、ニットに穴に合わせて少しづつ針を刺して埋めていけばOKです。
あっ、下敷きやマット的な何かを服の間に敷いてくださいね。
ウールやカシミヤ、虫が大好きな素材は、元々綿状のものを撚って糸にしているので、ニードルパンチとの相性も良く、これが思った以上に目立たなくなるんです。
詳しくは、向山のこのブログをご覧ください。
引っかけて糸が飛び出てしまった!
一回はあると思います。ニットのひっかけ。
私も、ショルダーバックとか使っていて、金具にひっかけたり、袖がいつの間にか何かにひっかけたり。
でも細かい引っ掻けは、ちょっとしたことで直せます。
まずは、というかそれだけなんですが、とりあえずニットをもんで下さい。
一本の糸で編まれているニットは、ひっかけた目(ニットのループのこと)が大きくなった分、隣の目が小さくなっているので、揉んで動かすことで、左右に糸が戻っていこうとするんです。
直らなくても、まずは、揉んで糸にかかっているストレスを和らげることがとても大事なんです。
引っ張られたままだと、糸が耐え切れなくて切れてしまったりするので、応急処置的なものとして覚えて置いてください。
詳しくは、こちらのブログから
毛玉がたくさんできてしまったとき
これが一番あるあるではないでしょうか。ニットの毛玉。。
ニットにはつきものですが、毛玉取りにはいろいろな方法がありますので、ご紹介します。
毛玉取り器
2000円位で売っている毛玉取り器『とるとる』
電池式で、毛を刈る深さが選べます。
簡単に早く綺麗に取れます。
大きな毛玉だけでなく、毛玉になってない毛羽立ちもきれいになるので全体的に新品のような仕上がりに!
カッターなので、うっかり強く押し付けたりして糸を切らないように注意です。
T字カミソリ
毛玉取り器が無ければ、これもきれいに毛玉を取ることが出来ます。
思った以上にガッツリ取れました。
これも刃物なので、うっかり深く切らないように注意です。
詳しくはこちら↓↓↓
スポンジの固い方
糸を切る心配もなく、旅行鞄の隙間に入れて持っていけるので、安心安全お手軽NO1のアイテムです。
モヘヤやアンゴラなどのふわふわしたニットは、刃物系だと毛自体が切れて痩せてしまうので、これが使えますね!
詳しくは、こちら↓↓↓
袖口や裾が伸びてしまった
袖まくりとかすると、伸びて袖口がヘロヘロになってしまったりすることありますよね。
見た目にも古い感じになって悲しい。
そんな時は、お湯につけて、ドライヤーをかけることで、ニットが縮んで復活します。
型崩れやシワが付いてしまったとき
アイロンをかけるときは
ニットは、比較的しわも付きにくいし取りやすいのですが、大切なのポイントがあります。
まず、アイロンをかけるときは、アイロンの蒸気をたっぷり当てること。
押しつぶさないようにすること。
それから冷えるまで待つことです。
詳しくは、こちらをご覧ください↓↓↓
アイロンが無くても!
しわが付きにくいニットは、アイロンじゃなくても水分と熱でさらっとしわが取れます。
詳しくは、こちら↓↓↓
水分を含ませ、あっためて、形を整えて、冷やす。
髪の毛のセットと一緒です。これを意識すれば、ニットのアイロンがけはとてもやりやすくなります。
シャツのように、ニットもきちんとアイロンがかかっているものは数倍素敵に見えますよね~。
まとめ
ニットって、アイロン掛けていいの?とか、修理できる?とか、私も聞かれることがあります。
良くわからないから、触れないってあると思うんですが、今回ご紹介したことは、簡単そうですよね??
実際簡単です。
流行もいつまた廻ってくるか分かりません。
私も学生時代は、母のセーターをもらって着ていました。
意外と自分でもお手入れできることってあるので、ぜひ自宅でお手入れしながら長く着て欲しいと思います。