ニットにはスチームアイロンが欠かせません。
目次
作品を作るとき
しわを取るとき
形を整えるとき
臭いをとる時…などなど
アイロンがけの基本
ニットにアイロンをかける際には、必ず編み地から1㎝以上アイロンを浮かせます。
アイロンを浮かせて蒸気をたっぷりかけるスチームアイロンが基本となります。
スチームのショットボタンが付いているアイロンだと
蒸気がたっぷり出てとても使いやすいです。
アイロンを浮かせずに編み地に直接アイロンをかけてしまうと
膨らみのある糸がぺったんこになってしまったり、テカリの原因にもなります。
素材によっては熱に弱く風合いが変わってしまうこともあるので、目立たない場所で試すなどしてからおこなってくださいね。
ニットにアイロンをかけるときには必ず浮かせるようにしましょう!

作品を作るとき
パーツを編み上げたらアイロンをかけて、編み目や寸法を整えます。
整えたパーツを組み立てて形にします。
形にした後にもアイロンで整えて仕上げることが大切です。
編みっぱなしで作品を作るより、アイロン仕上げの工程をいれることで編み目や形が整い仕上がりに差がでてきます。
ニットについたシワをとる方法
衣装ケースから出すとセーターにシワが。。。
そんな時にもスチームアイロンをかけてあげると簡単にシワがとれます。
アイロンが無い場合は、霧吹きを使いドライヤーの熱をあててあげることでアイロンの代用も可能です◎


型崩れしたニットセーターの形をアイロンで整える
着ているうちの伸びてしまった、ハンガーに吊るして伸びてしまった、洗濯をして形が崩れてしまったニットも
スチームアイロンをかけて整えることで形が戻り効果的です。
例えば、伸びてしまった袖口。
ゴム地を縦に少し整えながらスチームアイロンをかけると、伸びていた編地に凹凸がでて効果的です。

ニットについたニオイの取り方
焚き火や焼き肉やたばこの臭いなど、ニットは臭いがつきやすく困ってしまいます。
そんなときにも、スチームアイロンで蒸気をたっぷりかけてあげるとニオイをとることが可能です。
蒸気をあてることで、ニオイの成分や汚れを飛ばし、さらには除菌の効果もあります。
また、素材が戻り気持ちよい仕上がりになります。
ニットの作品作りにも欠かせないスチームアイロン。
仕上がりに差が出たり、蒸気をあてることでまた気持ちよくニットを着用することが出来きます。
ぜひご参考ください。
それではまたよろしくお願いいたします。