引き返し編み(裏メリヤス)

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向山 利ノ絵

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編み残しの引き返し(裏メリヤス)

セーターを作成する際に肩部分でよく使う
’’編み残しの引き返し’’

今回もよく使われる 編み残しの引き返しの裏メリヤス でのやり方について説明していきたいと思います。

編み残しの引き返し編み(裏メリヤス) (2段毎)

左側



編み残しの引き返し編み 裏メリヤス(2段毎)
右側

段消し

引き返しが終わると最後の段で’’段消し’’という編み方をします。
糸がある方で引き返しをすることから、2段ごとの段差が出来ている為
目立たないように引き返し編みをした部分を操作しながら、最後の段は全目編み’’段消し’’をします。

とても大切な最後の1段となります。

引き返し編みのいつも分からなくなる箇所

セーターを作成する際に使うことの多い、編み残しの引き返し編み。
何回も編んでいるはずなのに、いつも引き返し部分になると編み方が不安になり 本を参考に見返しています。

いつも分からなくなるのは
引き返し部分の かけ目をする糸を手前にかけるのか向こうにするのかということと。
段消しの際にはどう目を拾うのだったのかということです。。。

これを間違えると、引き返しが正しく出来ず 編み目を解いてやり直さないとなりません。

肩を編んでいる際には、左右の引き返しに加えて 衿ぐりの減らしも入るので正しく編む必要があります。

左肩の場合は、かけ目を棒針にかけて手前に出して
左の目を右目にすべり目で移す

※左肩はかけ目の糸を手前にまわすと覚えます

右肩の場合は、かけ目をして奥にして
左の目を右目にすべり目で移す

※右肩はかけ目は向こう側と覚えましょう

そして次は最後の段消しの際に
どこの目を拾うのかです

※左肩 下記の目の開きで覚えましょう!!
開いている部分の目を2目1度します。

※右肩 ※目を入れ替える必要はないので表メリヤスよりも簡単です✨
2目くっつき気味の目になったら
1目を普通に編み、次の目と次の次目を
2目一度します

あら 簡単

左肩

右肩

この4枚の写真が編んでいる際にお役立ちいただけると幸いです

引き返し編みについてはもう少し記事を続けていきたいと思います。

それではまたよろしくお願いいたします

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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