1目ゴム編みだけじゃつまらない。裾の編み方をひと工夫

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大久保 千聖

セーターやカーディガンの裾部分には、ゴム編みが付く場合が多いです。1目ゴム編みだけではつまらないな~。そんなことを思っていた方へ、ゴム編み(リブ編み)の編み方を少し工夫するだけで、出来上がりの印象がガラッと変りますよ。

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基本 1目ゴム編み(ひとめごむあみ)または、1×1リブ(いちいちりぶ)

表1目、裏1目の繰り返し、基本のゴム編みです。

1目ゴム編み 表目=ねじり表編み

1目ゴム編みの表目を「ねじり表編み」に変更するだけでも印象が変わります。1目ゴム編みよりも立体感が出ます。

2目ゴム編み(ふためごむあみ)または、2×2リブ(にいにいりぶ)

1目ゴム編みの表目と裏目をそれぞれ1目づつ増やす。見た目が変わってリブがついているのが強調されます。
表目3目×裏目3目は「3目ゴム編み(さんめごむあみ)」または、「3×3リブ(さんさんリブ)」といいます。
表3目×裏目2目の組み合わせなど、表と裏目の数をアレンジしてみるのもオススメ。

裏2目、表1目の繰り返し

1目ゴム編みの裏目を1目増やす。表目がより強調されて見えます。すっきりとした見た目になりますね。

裏2目、ねじり表1目の繰り返し

裏目2目、表1目を表ねじり目にする。ねじり目にすると立体感が増します。編地にも強度がでます。
表目と裏目、ねじり目のたった3つの編み方の組み合わせで、さまざまな見え方になりますね。

ガーター編みを追加

ガーター編みを追加してみるとまた違った見え方になります。
袖口と裾にガーター編みを追加させてますがそれぞれ位置を変えて、デザインのポイントにしています。

さまざまな編み方を組み合わせられるのが編み物の楽しみのひとつです。ぜひ、セーターやカーディガンをつくる時にアレンジしてみてくださいね。

記事を書いた人

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大久保 千聖

文化服装学院ニット科卒。ニットの会社で働いています。
小さいころから、編み物が好きです。編み物って楽しいですよね。編み物の楽しさを多くの方に知って頂き、編み物の楽しさを広めたい!と手芸ブランド「60ろくまる」をスタートしました。趣味はもちろん編み物。ほかにステンドグラスを作ったり、頻繁に旅行に出かけます。

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