初心者のための棒針編みの始め方|基本のメリヤス編みとガーター編み


こんにちは、鈴木です。

編み物初心者の方のための基本をご紹介しています。前回までの記事はこちらから↓
初心者のための棒針編みの始め方|持ち方と作り目

今日はいよいよ編み方の説明に入っていきます。
基本的な編み方のうち、「メリヤス編み」と「ガーター編み」をご説明したいと思います。

表目(おもてめ)と裏目(うらめ)について

棒針編みには、「表目(おもてめ)」と「裏目(うらめ)」は基本の編み方です。この2つの組み合わせでさまざまな編み方ができるので、まずはこの2つの編み方を覚えましょう。
「表編み(おもてあみ)」「裏編み(うらあみ)」という言うこともあります。

メリヤス編みは、表目と裏目を1段づつ交互に行います。
ガーター編みは、裏目の連続。または表目の連続になります。

編み物の本などでは「編み目記号」を使って編み方が説明されています。(編み物の設計図のようなものです。)表目と裏目の編み目記号・編地は下記のようになります。

表目(編み目記号)

表目

表目(編地)

表目編地

裏目(編み目記号)

裏目

裏目(編地)

裏目編地

メリヤス編み(天竺編み)の編み方

では、表目と裏目を使ったメリヤス編み(天竺(てんじく)編みとも言います)の編み方をご説明します。
この編地は表からみたら全てが表目、裏から見たら全てが裏目になり、表裏が違う編地になります。

前回は作り目まで完了しました。1本針を抜いた状態です。


Clover 「匠」2本針 No.12 54-212

作り目がある針は、左手に持ちます。もう一方の針を右手に持ちます。右手に持った針=右の針で編んで行きます。

下記写真のように左手(左指)に編む糸をかけます。左の針の糸は後ろ側に置きます。

編み棒が「ハの字」になるのが理想です。

1. 最初の目に手前から右の棒針を入れます。

2. 右の棒針で人差し指にかかっている糸を引っかけます。

3. 引っかけた糸を引き出します。

4. 最初にかかっていた目を左の棒針から外します。(左の針から右の針へ)

1目の完成です。

5. 2段目以降も同様に編みます。まずは、手前から右の棒針を入れます。

右の棒針で人差し指にかかっている糸を引っかけます。

引っかけた糸を引き出します。

2目めが編めました。3目め以降は、14を繰り返します。

6. 1段(いちだん)が編み終わったところです。左の針にあった目が右の針に移動しました。

 

 

7. 編地を裏返して(ターン)左手に持ち替えます。右の針を矢印のように左回転させます。

次は2段目の裏目(うらめ)を編みます。

下記写真のように左手(左指)に編む糸をかけます。


糸は、左の針の手前に置きます。

今度は奥側(後ろ側)から右の針を入れます。

 

8. 手前にある糸を引っかけます。写真のように左人差し指にかかっている針の左側からひっかけるようにしてください。

 

引っかけたと同時に、左人差し指の腹で糸を押します。

とても引っ掛かりにくいので、人差し指で糸を下に押して掛けやすくなるように補助します。はじめは難しいですが、だんだん慣れてきます。

9. そのまま引き出します。

最初にかかっていた目を左の棒針から外し、1目が完成です。

2目めを編みます。奥側(後ろ側)から右の針を入れます。

手前にある糸を引っかけます。人差し指の腹で糸を押して補助します。

引っかけた糸を引き出します。

最初にかかっていた目を左の棒針から外します。2目めが編めました。

10. こちらが2段目を編み終えたところです。

3段目は表目、4段目は裏目…を交互に繰り返すとこのような編地が完成します。
表と裏の見た目が変ります。これが「メリヤス編み」です。もっともシンプルな基本の編み方です。

天竺編地表

天竺編地裏目

編み記号で表すとこのような形になります。表から見たメリヤス編みの目のようにすべて表編みの連続です。
編み地を裏返して(ターン)して編み裏目は、表に返すと表編みになるからです。
これが、編み図と実際の編む目が逆転するややこしいところです。

こちらが、実際に編む目の記号になります。

メリヤス編み

 

 

ガーター編みの編み方

ガーター編みは全ての段を裏目で編む編み方です。
表から見ても裏から見ても同じ編地(裏目)になることが特徴です。

1段目、2段目、と全て裏目で編んでいくとこのような編地になります。
※表目でも同様です。

ガーター編み地表目

ガーター編み地裏目

編み記号はこのようになります。ガーター編み

 

まとめ

編み物って難しい!と思っている方も多いと思いますが、1つ1つの編み方は意外と簡単なのがお分かりいただけると思います。最初は目の大きさが揃わないことがほとんどだと思いますが、何度も編んでいるうちに手が慣れてキレイな編地を編むことができるようになります。練習のためにまっすぐ編むだけでもマフラーを作ることができるので、ぜひ試してみてください!

それでは。(2020年写真を更新しました。)

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ニットラボ 編集部

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