こんにちは
前回は棒針の太さを変えるだけで、編み目の表情に変化が出る度違い天竺をご紹介しましたが、度違い天竺は一段毎にしか出来ない方法で、今回は棒針の太さを変えずに編み目の大きさを好きな場所に変化が付けれる″ドライブ編み″をご紹介したいと思います。
前回の度違い天竺についてはこちら
ドライブ編みの編みかた
表編みの際に棒針に巻き巻きします。この棒針に巻いた数が多いほど目が大きくなります。
写真は2目巻き目しています。そのまま普通に編みます。一段2目巻き目をしました。
2目の巻き目を入れたので、棒針に掛かっている目数は2倍になります。
裏目も通常通りに編んで行きます。
2回巻いているので目を取る際には一目おきになります。
巻き目の記号図は下記の通り 下記は3目のドライブ編みになります。
巻き巻きしているのが分かりますね。下の数字は何回巻くかを指示しています。
5目巻くと、かなり糸が渡る編み上がりになります。
まとめ
余り長いドライブ編みを入れると引っ掛かりの原因にもなるので市場に出ることも少ないのですし、編み目も不安定にはなるんですが、そんなデメリットを思いっきり入れてみるのも作品作りの醍醐味ではないでしょうか。
機械でもドロップ編みといってこのような編み地は表現出来るんですが、好きな場所に入れれますし手編みじゃないと出来ない編み図も考えられますね。
ドライブ編みを入れると使用する糸の量も少なくすることも出来ますし、サマーヤーンやテープヤーンでも効果的な編み地になるので試されてみてください。
ドライブ編みだけで編み目に表情が出て面白い‼
名称もどんな由来でドライブ編みと言うのしょうかね?
編み地を編んだだけで満足してしまいました。
それでは又宜しくお願いします。