Knit(ニット)用ファンシー.ヤーンの色々PartⅡ

- 更新日
- 2020.7.4(土) 21:47
- (投稿日 2015.12.4(金))
みなさんこんにちは~!(^^)!
ついに12月に突入しましたね!今年もあと1か月足らずとなってしまいましたが皆さんは如何お過ごしでしょうか??
今年一年を振り返るにはまだ早いのですが私の今年一番の思い出は、11月に社員研修旅行で九州に行った事です。
個人的にも九州は初上陸でかなりテンションが上がってしまいました。お魚もお肉もお酒も全てが美味しくて朝から晩まで食べっぱなしでした(^_^;)
福岡では太宰府天満宮でご祈祷をお願いしたのですが、何と太宰府天満宮は弊社の守護神である亀戸天神と兄弟関係にありとても縁が深いという事を知り九州パワーを沢山頂いて帰ってきました(^^)/
では本題にはいりますね。
前回はファンシー.ヤーンとは。。。!という事でファンシー.ヤーンの定義であったり撚糸機の紹介などをさせて頂きました。↓↓
https://www.knitlabo.jp/blog/3644
で、今回はその撚糸機で作れるファンシー.ヤーンの幾つかを紹介したいと思います。
目次
ファンシー.ヤーンの色々!
●リングヤーン
リングヤーンは芯糸に対して弛糸をやや多め(約1.4~1.8倍)に供給し、中撚すると芯糸に対して弛糸が絡みつき波状の凹凸か出来ます。これを押糸で逆方向に上撚をかけて形状を安定させた糸となります。糸の形状は上の写真を参照下さい。
●ブークレーヤーン
ブークレーヤーンは芯糸に対して弛糸をリングヤーンよりも多く供給し、中撚をすると芯糸のまわりに多く送り出された糸が小さなループ状を連続的に作られます。これを押糸で逆方向に上撚をかけて形状を安定させた糸となります。リングヤーンよりも形状感があり厚手で嵩高な編地ができます。糸の形状は上の写真を参照下さい。
●ループヤーン
ループヤーンは芯糸に対して太目の弛糸を多く供給し、弛糸の地撚(紡績でできた撚り)と逆方向に撚糸することにより、芯糸にからみつきながらループを形成します。これを押糸でループを起こしながら上撚をかけをかけて形状を安定させた糸となります。ループヤーンは糸の供給量がブークレーヤーンと同じで番手の細い形状のループヤーンは外観がブークレーヤーンににている為ブークレーヤーンと言われる場合があります。ループヤーンはブークレーヤーンよりも形状が大きいのでより凹凸感がでてミドルゲージ~ローゲージニットには欠かせない形状の糸です。糸の形状は上の写真を参照下さい。
皆さん如何でしたか~?今回はリング撚糸機で出来るループ形状のファンシーヤーンを紹介しましたが、他にもカールやノット、または今日紹介しましたファンシーヤーンの変形タイプなどまだまだ沢山の種類はありますがまた何かの機会にご紹介したいと思います。
ではまたお会いしましょう!!