前回、3種類の道具を使い同じ見え方の丸紐の編み方をご紹介しました。
丸紐を編み、編みあがった丸紐(リリヤーン糸)を糸として使ってみようと思います。
今回は 鍋敷きを作成したいと思い。
素材は燃えにくい性質をもつ ウールの糸を選びました。
丸紐編み
棒針、鉤針、リリヤーン機でも丸紐を編めますが、編み時間がとてもかかります。
他の道具に比べて効率の良い、家庭用編機を使い丸紐を作成しました。
キャリッジを左右へ小刻みに動かしていくと丸紐が編みあがっていきます。
編みあがるのは早いですが、長いものを編むのは結構大変な動作です
編みあがった丸紐
丸紐の形状はリリヤーン糸と言います
糸から丸紐を編み、オリジナルのリリヤーン糸を作ることが可能です
以下丸紐→リリヤーン糸とします
編みあがったリリヤーン糸で鍋敷きを編んでいきます。
丸まらなく、肉厚に編みあがる編地にしたいので
ガーター編みにしました。
リリヤーン糸を作るのはとても大変な作業なのに、棒針で1目編むだけで何段分使われているのか(_)
作成したリリヤーンの糸はあっという間に減っていきます
編み目はとても可愛い
そして、足りなくなり。。
編機でリリヤーン糸を編み、編みあがった糸を傍で編むという手段に!
糸を余分に作りすぎることも防げてなんて効率的な方法でしょう!!!
糸始末をして完成です。
しっかりとした厚みもあり
鍋敷きの完成です
リリヤーン糸を編むのはとても大変ですが、市販されていないような糸を作ることが出来ます。
今回は極太糸になりとても可愛い糸が出来ました。
1本の糸から、リリヤーン糸を作ったり引き揃えてみたり
オリジナルの糸を作れるのも編み物ならではの楽しみ方ですね。
それでは又よろしくお願いします