シワ加工って、手作業によるものって知ってました?!

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ニットラボ 編集部


こんにちは!やっしーです!春っていいですね!

地元、隅田川の桜が先週満開になりました☆私は焼き鳥とビールでお花見してきました!(桜はあまり見ていない)あぁー楽しかったー♬

みなさんはお花見しました?!飲むだけじゃなく、桜も見て下さいねぇー笑

今回のテーマは製品に施すシワ加工についてです!先日新潟の工場へ見学に行かせてもらった時に驚いたんですが、漠然とシワ加工って機械の作業かと思っていたんですが、ナント!!人の手によるハンドメイドだったんです!!

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手作業による加工

シワ加工の編地がコレです。シャツなんかでよく見かけますよね?

では、どのように加工をしていくのでしょうか?

工場で撮影した写真と一緒に見ていきましょう。


まずは、筒の中に袋を入れて、加工を施す編地を詰めていきます。この時、私は驚きました。。。えっ?!手作業なの?!?!

この工程は、再現性を上げるために、サンプルの製品を加工した人が、店頭に並ぶ本番の製品までを一貫して手にかけます。

というのも手の大きさや、筒にガーメントを詰めていく力加減によって、シワの入り方が変わるからなんです。

熟練の職人の絶妙な加減によって、シワ加工というのは施されているんですね。

続いては、袋ごと詰めた編地を取り出します。

 ここでも絶妙な加減で袋を縛ります。

仕上げに真空釜に袋をセットします。

釜の全体を写していなくてすみません。笑

この釜の中でとても高い熱をかけて、先の工程で作ったシワをしっかりセットすることによりクセを付けていきます。

高い熱をかけるのは流石に機械の出番ですが、笑   シワの加減などを手作業で行われているとは思ってもみませんでした!!!

まとめ

そこ、人の手でやってるんだ!!その驚きが印象に残った工場見学でした☆

それともう一つ、現在ものづくりの現場では、今回ご紹介した技術などを受け継いでいくネクストジェネレーションが大変不足しています。このままだと日本の確かなものづくりの技術が伝承されずに消えてしまうかもしれません。

それは、、なんだか嫌だなぁ。。

このブログでも引き続き、見て見て!日本には他にもこんな技術があるよ!!というのを伝えていければと思ってますので、また次回もよろしくお願いします!

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日本で一番ニットが好きな私たちが、ニットを楽しむための情報を発信しています。着て楽しむニット、編んで楽しむニット、見て楽しむニット、集って楽しむニット(編み物)などニットの楽しさはたくさんあります。

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