かぎ針編みの編地を編んで、次の段へ進む際には編地をどのように回して編み進めていますか?
編地を手前側に回していますか?
向こう側に回していますか?
いざ聞かれるとどっちに回していたのか? 回す方向を気にしていただろうか?
編み方は同じでも編地の回し方で編み端の仕上がりが格段に美しく変わる!!
編み端が綺麗に仕上がるテクニックをご紹介したいと思います。
目次
向こう側に回した編地
こちらの編地は次の段に進む際に向こう側に回し編んだ編地
立ち上がりの端の目が広がり穴が開いているように見えます
手前側に回した編地
こちらの編地は次の段に進む際に手前側に回し編んだ編地
立ち上がりの端の目も穴が開いたように見えず、編み端が揃い綺麗です
比べてみると良くわかりますね
向こう側に回すと編み端が穴が開いているように見えて美しくありません
手前側に回すと編み端が揃い美しくみえます
なぜ手前に回すと美しく仕上がるのか?手前に回すことにより糸が手前にきてかぎ針で編むと自然と立ち上がりの根本の目が締まるからなんです
編み方は同じなのに編み地の回し方が違うだけでこんなにも編地の仕上がりが変わってきます
編地は手前側に回すと覚えましょう!!
立ち上がりの目はいつ編むの?
では、次の段を編む際に必要な立ち上がりの目
こちらはいつ編むのが良いのでしょうか?
通常であれば編地を手前側に回してから、立ち上がりの目を作って編み進めるのが一般的ですが
段を編み終えた際に次の段の立ち上がり目を編む続けることによって根本が締まり編み端がより綺麗に仕上がるといったちょっとしたテクニックも。見た目が劇的に変わる訳ではありませんがご参考までに
編み端をそのまま使う作品は、少しでも綺麗に仕上げたいものですね。
同じ編み方をしているのに、編み端が綺麗に仕上がらなかった方の改善策につながると嬉しいです
それではまたよろしくお願いいたします