こんにちは、赤石です。
先日書いた、『初心者の為のかぎ針編みの始め方|3目の玉編み』では、玉編みで凹凸感のある編地を編みましたが、パプコーン編みをご存知でしょうか?
組織は似ているのですが、パプコーン編の方がより凹凸感が出やすく、ぼこぼことした編地を作ることが出来ます。
バックの編地に使われていたのを見たことがありますが、かわいかったです。
そんなパップコーン編みの編み方を解説します。
- 1段目の編み方
- 2段目の編み方
- まとめ
目次
1段目の編み方
今回は長編みをベースにします。
なので、立ち上がりは3目。
もちろん長々編みなどでも良いので、作りたい目の大きさに合わせてくださいね。
すでに編んである編地は、3目の玉編みです。
立ち上げたら、立ち上がった目の根元をすくって長編みを編みます。
今回は、5目のパプコーンを編みますが、編地の端は、ボリュームを抑えて収まりをよくしたいので、2~3目のパプコーンにします。
同じところから、全部で3目出ています。
ここでかぎ針をいったん外してください。
目が解けていかないように気を付けて下さいね。
立ち上がりの目(3目め)を拾います。
そのまま、さっき残したままの編み終わりの目をすくって、引き抜いてください。
パプコーンはボリュームが出るので、間に2~3目開けて次の目を編みます。
くさり編みを3目。
2目空けた3目めを拾って、長編みを5目編みます。
同じ目からずっと拾って下さい。
同じ目から5目出ています。
あとは同じように、、、、
かぎ針を外し、
長編の1目めを拾う
そのまま、外したままの編み終わりの目を拾い、
そのまま引き抜きます。
これで1目の完成です。
また、鎖目を3目編んで次のパプコーン編みを繰り返します。
パプコーン(5目)+くさり目3目でワンリピートです。
今編んでいる方にぽこっと編地が出てくるので、こちらが表になります。
一段編み終わった編地の端は、編み始めと同じように3目でパプコーンをします。
これで1段完成です。こちらは表側になります。
だいぶもこもこしているのがわかると思います。
2段目の編み方
さて、一段編み終わって次の段は、前の段とパプコーンの位置をずらして編みたいと思います。
そうした方が収まりも良いし、柄もきれいに仕上がります。
端は、立ち上がりのくさり目を3目。そして、位置をずらす分+2目編みます。
そして、前の段のパプコーンの間の目を拾います。
パプコーン編みは同じように、5目編みます。
針をはずして、、
ここがポイントです
今は編地の裏側を見ています。向こう側にぽこっと編地を出したいので、向う側から針を刺して目をすくってください。
向う側からです。OKでしょうか?
後は同じように、編み終わりの目をすくって引き抜きます。
向う側に目がぽこっと出ています。
2段目完成です。
裏側を見て編みました。
3段目は表側なので、始めと同じように編んでください。
玉編みよりもかなりぼこぼことした表情の編地に仕上がりました。
段ごとに少しずらしてパプコーンを編んだので、隙間を埋めるようにみっちりしてます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
玉編みと比べるとわかりやすいですよね。
太い糸でもこもこにして作りたい編地です。是非試してみてください。