みなさんこんにちは!やっしーです!!
すっかり春めいてきた東京は、関東では一足早く桜が開花しました。あったかいのはいいんですが、、、
暖かく心地よい春は、花粉も一緒に連れてきます。。私は花粉症ではないのですが、(認めたくない)目がかゆくて仕方がありません。
と思っていたら、足が痒くなり、頭、最終的には手が痒くなってきました!!!!
手の痒みは本当に我慢なりませんんん。。。私はこのブログを手をかきながら書いています。
みなさんの花粉症指数はどうですか?高めですか?
それでは本題です。
今回のテーマはコットンタイプの再生繊維ポリノジックについてです。
目次
ポリノジックの誕生
当時、人間の手によって大量に生産されるようになったレーヨンも、性能的にはまだ決して十分なものとは言えませんでした。従来の綿に比べても強度が弱く、濡れるといっそう弱くなってしまいます。そこで何とか同じ再生繊維でもそうした欠点のない新しい繊維はできないものかと、さまざまな研究が進められました。
そこで生まれたのがポリノジックです。ポリノジックの原料はレーヨンと同じ木材パルプですが、繊維を作り出す方法が異なり、出来上がった製品の表情も変わってきます。
ポリノジックは原料面ではレーヨンの兄弟分になりますが、性能が異なるため、レーヨンとは区別されポリノジックと呼ばれています。
ポリノジックの特徴
コットンライクな風合いを持つポリノジックは、吸湿性がよく、染色性もよいといった、レーヨンのよい面と同時に、レーヨンよりも優れた点がいくつかあります。
《伸び縮みしない》
洗ってもほとんど伸び縮みせず、寸法安定性に優れています。衣類の型崩れもありません。
《強くてコシがある》
綿に相当する強さがあり、特に濡れた時の強さは、レーヨンに比べて大幅に改善されています。繊維が強いので細番手の糸がひけ、繊細な生地を作ることができます。
《美しく汚れがつきにくい》
繊維の断面が円く、表面がなめらかなので、光沢があり絹のような外観があります。また汚れがつきにくく、ついても洗うとすぐ落ちます。
以上のように、寸法安定性がよく、濡れた時の強度低下もありません。また繊維の表面が美しく、光沢があり、サラッとした肌ざわりを持っています。
アウトウェアから肌着まで
ポリノジックのもう一つの特性は、価格面での経済性にあります。綿は細くなればなるほど割り高になりますが、ポリノジックは人造繊維なのでほとんどかわりません。こうした特性を活かして、ポリノジックはいろいろな用途に進出しています。
最後に
ポリノジックやレーヨンなど人造繊維が開発されて100年余りの年月が過ぎました。現代の科学は光のようなスピードで進歩しています。いつか人がカシミヤを科学的に生産できる時が来るかもしれませんね☆
それではこの辺で!また次回もよろしくお願いします。