かぎ針で編む ゴム編み風の編み地

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向山 利ノ絵

こんにちは暖かいセーターを着れるのももう少しだな~と寂しく思いながら
桜が開花するのが楽しみになってきました。

 

かぎ針を使ってゴム地っぽい編み地を編む事が出来るんですよ。
とても立体的な編み地に仕上がるのでご今回編み方をご紹介したいと思います。

 

 

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編み方

長編み目の引き上げ編みを表、裏と交互に編んでいきます。

 

1、まず、必要な幅分のくさり編みをして1段目は長編みを編みます。

2、2段目からは長編み表引き上げ編み&長編み裏引き上げ編みを交互に編んでいきます。

長編み表引き上げ編み

JIS記号

長編みの足を表からすくいます。

長編み裏引き上げ編み

JIS記号

長編みの足を裏(後ろ側)からすくいます。

上からみるとこんな感じ

 

3、3段目は2段目で表引き上げしたところを裏引き上げに、裏引き上げしたところは表引き上げに。。。

文章で書くと難しいですが、畝が出ているところを表引抜、畝が凹んでいるところを裏引き上げしていけばOKです。

繰り返すとこのような凹凸のある編地が編みあがります。

 

表からみても裏からみても同じ見え方になり一見ゴム編みの様にも見えます。

伸縮はほとんどありませんが、かぎ針ならではの安定感のあるとても立体的な編み地になりました。

 

応用

引き上げ編み(交互)2段+長編みを入れる編み方も。

横縞の柄が出て表情のある編地に仕上がります。

まとめ

編地だけみるとどうやって編んでいるか解明できなさそうな編み地ですが、引き上げ柄の技法は多彩な編地表現が出来そうです。

今回はゴム編み風でしたが、次回は引き続きかぎ針を使って出来るもっとゴム編みに近い編み方をご紹介したいと思います。

それではまたよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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