こんにちは、赤石です。
あったかくなったり寒くなったり不安定ですね。。
今年も花粉症にならずに済みそうで一安心してます。でも体調崩さないように気を付けないとですね。
みなさん大丈夫でしょうか。
さて、洋服の品質表示の絵が変更になるのをご存知でしょうか?
一応結構前から話は出ていたのですが、具体的に決まったようですね~。
という訳で、知っておかないと洗濯に困る洗濯表示の変更について書きたいと思います。
変更になるのは、来年2017年12月1日から
11月に作られた洋服は旧表示のままなので、しばらくは新旧が混ざり合って店頭に並ぶことになりますね。
目次
なぜ変わるの?
そもそも今までの品質表示は日本独自のもの。日本のJIS規格をもとに作られていました。
世界中にあるH&M,Forever21などのファストファッションブランドも、何枚もの洗濯表示にたくさんの言語で注意点が書かれていますが、絵表示は3種類です。
それでも上2つは似ていますよね。
なんでこんなに違うのかっていうと、国際基準の表示が日本の洗濯習慣に合わなかったからだそうです。
手洗いをすることも多いこと、洗濯機の種類(タテ型が主流ですよね)、干し方など。
そしてほかの国、例えばアメリカは洗濯機から乾燥機まで全部機械でやることが多いようです。
そういえば映画とかでもランドリーのシーンってよくあるし、ランドリーで洗濯から乾燥まですべてやるのが一般的なんでしょうね。
あと、温度の表示も摂氏と華氏で違いますね。
ヨーロッパはドラム式の洗濯機が主流だそうです。
日本でも見慣れてきたドラム式ですが、洗濯ものの動きが違うんですよね。
そうなると確かに注意点も変わってくるかもしれません。
そういえば日本の表示にはタンブラー乾燥に関して表記が無いんですよね。
平干し陰干しの絵はありますが、やはり乾燥機の文化が無かったからだと思います。
だからそういうものは文字で追記することがほとんどです。
今の絵表示が使われて40年だそうなので、乾燥機なんてそう一般的ではなかったのではないでしょうか。
という訳でそもそも文化も生活習慣も違えば違って当たり前の洗濯表示ですが、国際基準というものが存在します。
これは交際標準化機構という機関が、企画の違いが貿易間で障害になることや、国際市場での障害にならないように、ボーダーレス化を目指し作った、というもので日本もこのグループに参加しています。(ということを今回初めて調べて知りました)
その国際基準の絵表示が、もともと日本の文化に合わなかったため、日本独自の基準で書かれていたのですが、2012年に、日本の意見が一部反映されて改定されたので、日本も本格的に国際基準に合わせてJISの改定が行われることになったというのが経緯だったようです。
洗濯文化も変わってくるし、40年も使っているものなので、遅かれ早かれ変わる必要性があったのだと思います。
具体的にメリットは?
まず種類が現在の22種から41種に増えることで、洋服の取り扱いについてより細かい情報が伝えられるようになります。
家庭で洗うにしろ、クリーニングに出すにしろ、どう洗濯・ケアしたらよいのかわかりやすくなります。
例えば洗濯の温度などが細かく区切られてきます。
また、変更後の表記は国際基準にのっとっている、つまり海外のものと同じになるので、今までは良くわからなかった海外の洋服の品質表示もわかるようになる。という事で、一般消費者の利便性が上がることが期待されています。
どう変わるのか。
一覧表を貼りますね。
これは消費者庁HPで公示されています。
表示は多くなりますが、ベースは7個で、棒や点や数字で強弱を表します。
線や点が多いほど、温度が高いとかその意味を強調する感じですね。
他に注意点がある場合は、文章で追記されます。
どうでしょうか?
う~ん、、慣れるまでは時間がかかりそうですね。
きっと来年になったら、もっとわかりやすく作られた一覧表をどこかが作ってくれるでしょう!
それを洗濯機の前に貼っておくことにします。
期待。
ではこの辺で。