戦場で生まれたカーディガン

こんにちは!
ニットラボの赤石です。

最近はだんだん暑くなってきて、湿気があると苦しいですね・・
私は夏の方が元気が出て好きなのですが、熱くなるのと比例して電車の冷房がきつくなってしんどいです・・・。

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カーディガンは何枚持っていてもいいですよね!

女性は多いと思いますが、こんな季節だからこそ、外との気温差が激しくて活躍すつのがカーディガン!ですよね(^^)

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着る、羽織る、巻く・・・
いろいろな着方ができるのが、良いところです。
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ニットなら畳んで持ち歩いてもしわになりにくいし♪

プロデューサー巻きは去年流行りましたね!
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カーディガンは戦場で生まれた?

さて、カーディガンの生まれたきっかけって何かご存知ですか??

いまでは定番中の定番
老若男女問わない超素敵なニットアイテムですが、なんと、戦場で生まれたのです。

時をさかのぼること約150年前・・・

イギリスなどのヨーロッパ諸国と、ロシアが戦ったクリミア戦争
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戦場では、兵士が防寒としてVネックのセーターを重ね着していました。

しかし、けがをした兵士は、衣類の着脱がとても難しく、
それを見たイギリスの第7代カーディガン伯爵が、
セーターの前を切り開いてボタンで留めることが出来るようにしたのが発祥と言われています。

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カーディガン伯爵

 

戦場での利便性も今ではおしゃれ?

腕をけがして固定していても、カーディガンを肩にかけて羽織っていたんですね。

そしてその着方、今もしていますよね!

もしかしたら怪我したところに包帯代わりにしたのかもしれないし、
休む時は体にかけることもできるし、ベストと重ね着もしやすくなったのですね!※私の想像です 😉

特に考えたこともなかったカーディガンのデザインって、
こんな風に身を守るためのアイディアだったとは驚きました。

※※
最近では、もともと前開きのデザインだったベストにヒントを得て作られたとか、
クリミア戦争以前に、すでにデザインとしてはあったという説もあるようです。

ただ名前はこのカーディガン伯爵から来ているので、
彼がドラキュラ伯爵だったら、今のカーディガンの名前はドラキュラになっていたのかも・・・!!
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ちょっとイヤかな・・・。

 

まとめ

その後ニットの編立技術の発展とともに世界中に広まって、私たちの手元にあるわけですね~(・∀・)

何事も不便や必要性から生まれてきているんだなって、改めて感じました。

ではまた次回♪

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