作り目が多くても大丈夫!かぎ針編み つくり目(くさり目)を解く方法

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大久保 千聖

こんにちは、大久保です。今模様編みに熱中しています。模様編みは編み進めるたびに模様が出てくるのが楽しくて、早く模様が見たくなって、編み始めるとやめ時を見失ってしまいます。

ほどほどに休憩しないと、あとでどっと疲れてしまうので注意なんですが、なかなかやめられません(苦笑)

さて、今回は、かぎ針編みのつくり目の解き方をご紹介します。

かぎ針編みのつくり目を作成中に、目数を数えていくのですが・・・数が多いと、「あれ?今、何目だったっけ???」と分らんなくなってしまうことがありませんか?

私は、「58、59、60、60、?あれ?60だか61だか・・・。」ということが多いです。

この場合、はじめから数を数え直すか、つくり目をはじめからやり直しをするかだと思いますが、わたしは、目を作り続けます。なぜなら、つくり目は解くことが出来るからです。

なので、このような場合は、多めにつくり目をしてから、1段目を編んでから余ったつくり目を解きます。

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多めに目を作ります。

まずは、作り目を多めに作ります。つくり目が少なかったときは、すみません。編みなおしてくださいね。

1段目を編む。

つくり目をしたあとに、1段目を編んで下さい。できたつくり目数えるだけでは、また数に迷いが出てきますからね。
1段目を編むと、つくり目が多いと余ります。その余ったつくり目を解きます。

つくり目を解く。

使用する道具は、「とじ針」のみです。

下記写真は、1段目の細編みを編み終わって、つくり目(赤丸)が2目余っている状況です。

左端のつくり目に下写真のように、とじ針をさします。

赤矢印のように、下に引っ張って、糸を解きます。

これで、1目めが解けました。(1目余っている場合は、下記【注意】欄へ)
解いたら、下写真の糸こぶに針をさします。

糸こぶを引っ張る(赤矢印)と、青矢印のように糸が動きます。

これで、2目めが解けました。
糸こぶを解ききったら、緩んだ端の目を詰めます。

端の目を詰めれば、完了です。

解く前提で作り目を多めにした場合は、1目を緩くしておくと解きやすいです。

 

【注意】1目の場合は、少し違います。
1目めを解いた場合で、端の糸を詰めます。すると、糸こぶが別に出てきます。
この糸こぶを解いてくださいね。

みなさんも、やり直す時間を短縮して、編み物を楽しんでいただければと思います。

ぜひ、試してみて下しさいね。

記事を書いた人

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大久保 千聖

文化服装学院ニット科卒。ニットの会社で働いています。
小さいころから、編み物が好きです。編み物って楽しいですよね。編み物の楽しさを多くの方に知って頂き、編み物の楽しさを広めたい!と手芸ブランド「60ろくまる」をスタートしました。趣味はもちろん編み物。ほかにステンドグラスを作ったり、頻繁に旅行に出かけます。

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