ウール素材の縮絨

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向山 利ノ絵

各地で花火大会も行われていて、大輪の花火が遠くに見えるとちょっと得した気持ちになります。

ばら売りの花火屋さんで見つけた 水に入れるタイプの花火。金魚が涼しそうに泳いでいます!?

さて今回は、前回編んだ編地を縮絨をして鍋敷きに仕上げたいと思います。

 

細編みの編み方で応用編地

 

前回編んだ編地がウール素材でしたので洗う事で毛と毛が絡みあい更にしっかりした編地に仕上げる事が出来ます。

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縮絨の仕方

まずは たらいに30~40℃のぬるま湯を用意します。
そして洗濯洗剤か台所洗剤を少し入れ溶かします。

 

洗剤を溶かしたら編地を入れます。

編地を入れると水を弾くのが分かります。きちんと浸水させないと水を含まないので、ウール素材は汚れも付きにくいということがなるほど!
実感できます!

少し強めに縮絨をしたいので、数分間回したり揉んでみたりを繰り返します。


軽くゆすいで、脱水をしアイロンで形を整えます(アイロンをかけるときは必ず少し編地から浮かしてくださいね)
乾かします

乾燥したら完成です。
ポットや鍋敷きとして利用予定です(^-^)

 

ポイント

今回の編地はしっかりした編地だった為か洗う前と縮みませんでしたが、縮むことを想定して出来上がりのサイズより少し大きめに編む事をおススメします。

難燃性の繊維

ウールの素材は鍋敷きにしたら燃えやすいのではないかと不安になるかと思われがちですが、ウールは難燃性の繊維なので火がついても自然に消える性質があります。

衣料品の他にカーペットやアウトドア用品、飛行機のインテリアや防災用品にも数多く利用されている大変すばらしい素材です。

天然の素材の持っている性質は驚かされることばかりですね。

 

それではまたよろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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