下記の編地はどのように編んでいるでしょうか?
縦で配色を変える技法として一般的な方法はインターシャ編みかジャカード編みの方法が思いつくとおもいます
それと緑の編地と白い編地をそれぞれ接ぐのも方法の1つとして考えられます
この編地は編みながら色を変えるのでもなく、接いでいる方法でもなく
こんな感じで白い糸を緑の編地に編みながら色を変えて編んでいます
それでは
編み方のご紹介
緑の糸をベース糸、白い糸を配色糸とします
配色糸の最後の目を編まずに残します
ベース糸に下記のように棒針を通します
そして裏目を編みます
裏目を編んだことで1目増えました
1目増えた目を隣の目に掛け目をします
掛け目し終えるとこのようになります
そして、ひっくり返して通常通り裏目を編みます
そして表目を編み繰り返します
ポイント
同じ糸やゲージであれば2段ごとにベース糸を棒針で拾います
細い糸と太い糸をインターシャで編むとゲージが異なるので、編地に歪みが生じますが
この方法だと異なるゲージの編地でも編み進めながら編地を作成することが可能です
裏も接ぎ目が無いので薄くスッキリ仕上がるのが特徴かなとおもいます
基本の編み方には無いようなちょっと変わった編み方のご紹介でした
それではまたよろしくお願いいたします。