家庭用編み機 簡単なつくり目で編み物を楽しもう!

先週末、六本木のスヌーピーミュージアムに行ってきました。

かわいくてかわいくて、癒されたおしてきました~また行きたい…

今年の秋で閉館してしまうようなので、それまでにもう一度行けたらいいな~と思っています。

 

家庭用編み機って知っていますか?

このブログではたびたび紹介されている家庭用編み機(家庭機と呼んだりしますね。)ですが、

以前はどの家庭にもあったようですが、最近では珍しい道具になりました。

使っていないけど家にある、という方、

まだまだ現役で使っている、という方も中にはいらっしゃるのでしょうか?

私の家にも、3GGの家庭機があります。

(ちょうど良い机が無いので登場頻度はあまり高くないのですが…)

 

 

家庭機の編み出しと言えば、

編み出し板を使って、捨て編みを何段か編んだ後、実際の糸で編み始める。

というパターンが多いですよね。

ですが、この編み出しがなかなか面倒だ…と感じることも。

ちょっと試し編みをしたいだけなんだけどなぁ~なんて時にお勧めの方法があります。

 

使うのは、この「タッピ」です。

タッピとは、本来リブ編みなど裏目を作るときに使われる道具です。

タッピを使って、目の表裏をひっくり返すことを、「タッピ返し」と言います。

 

①まず、編みたい目数を針を、一番手前の位置まで出します。

この時、キャリッジは右側に来るようにしてください。

 

②わ を作って、タッピを中に通します。

 

③わ を小さくして、タッピが外れないようにします。

写真のように、針にあてがいます。

 

④向こう側から糸をひっかけて、下に向かってタッピを引きます。

 

⑤引いたタッピを隣の針の右側から出します。

⑥同じように糸をひっかけて、タッピを下に引きます。

4~5の作業を繰り返します。

 

⑦最後の1目は、タッピに引っかかっている わ をそのまま針に通してください。

糸を針の下に通して、キャリッジにセットします。

つくり目が針の真ん中あたりにあるので、手で奥(編み機の近く)まで押し込みます。

⑧そのまま2~3段編んで、最初の段に重りをつけます。

(重りをつけるまで、不安定な状態なので気を付けて編んでください)

重りをつけたらそのまま編み進めてOKです!

 

私は、タッピを使ったつくり目を使う時は、使用したい糸そのものを使って

編み出してしまうことが多いです。

ブークレヤーンなどの編みにくい糸や、

極端に細い・太い糸を編みたいときは、

ノーマルな糸で捨て編みをすることをおすすめします。

 

また、タッピのつくり目は、あくまでも簡易的な編み出しですので、

編み出しをそのまま裾に利用したいするのはおすすめできません。

(捨て編みを付ける場合は大丈夫です!)

 

一度覚えてしまうと、ささっと編地を作ることが出来るので便利ですよ。

ぜひ試して見てくださいね。

それではまた次回~~

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