編み地に刺繍

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向山 利ノ絵

こんにちは暑さも和らいでウールが恋しい季節となってきました。
冬に向けて編み物熱が高まってくる季節でもあります。

編み物は編んでからでも編地に刺繍をしたりと楽しめます。

今回は基本的な編地に刺繍する方法3種類をご紹介したいと思います。

かぎ針で後から刺繍する方法は知らなかったので目からウロコでした。

 

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刺繍をする前の注意点

※編み地には伸縮性があるので刺繍がきつくならないように1針1針丁寧に刺繍する
※刺繍する糸は長すぎると刺繍が刺し難いので適正な長さにする
※刺繍する糸は編み地と同じくらいの糸の太さだと好ましいしいです。ですが、お好みですね。

1,クロス刺繍

とじ針を使い、メリヤスの編み目を利用してクロスに刺繍をします。
クロス刺繍の編み目は大きくも出来ます。

1から針を出し、2,3、4に針を入れます。

クロスステッチです。

簡単に刺繍が出来、少し立体的な仕上がりです。

2.メリヤス刺繍

とじ針を使い、メリヤス編みの編み目にそって刺繍をします。

メリヤス編み目と同じ目に刺繍を刺す事が出来ます。

1から針を出し、2,3で再び1に針を戻します。

メリヤス刺繍です。
メリヤスの編地の上に同じように刺しているので、編み目に近いです。

 

 

3.かぎ針で刺す刺繍(チェーンステッチ)

刺繍をするところを裏目にします。裏目にしたところにかぎ針を使ってチェーンステッチをしていきます。
チェック柄など直線的な柄に刺す場合によく使われる技法で、 自動機だと針を抜いたところにチェーンステッチを施す事がありますが手編みだと裏目にするんですね!!????!!

かぎ針で裏側から糸を出して1目ずつチェーンステッチをします。

メリヤス編み目に1番近い見た目になりました。
3つの中で1番肉厚な仕上がりです。

まとめ

ご紹介した3種類の刺繍です。横に並べると違いが分かり易くなりましたでしょうか?

裏側です。
チェーンステッチの裏側は非常にスッキリしていて美しいです!!

編ながらでも模様も入れられますし、後からでも今回ご紹介した刺繍で模様も入れられます。
刺繍の種類によって見た目も変わるのでデザインに合わせて刺繍を変えるとよいですね。

刺繍で穴あきのセーターをリメイクするのも良いかと思います。

 

それではまたよろしくお願いします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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