こんにちは、赤石です。
洋服を買うときに、お手入れがラクか気になる方は多いと思います。
その中でもしわが付きやすい&とりやすいかどうか気になりませんか?
夏にクーラーが寒くてカーディガンを持ち歩いている方は、カバンの中に丸めて入れたりしていますよね。
シワが付きにくいニットはとっても便利で使いやすいです。
そのニットの中でもシワが付きやすい素材、付きにくい素材を紹介します。
目次
シワが付きやすい素材
まず、しわが付きやすい素材から説明します。
シワが付きやすいのは柔らかくテロっとした感じの素材が多いです。
綿
夏に多い綿の素材はシワが付きやすいです。
綿100%のニット
一度くしゃっとなると跡が付いています。
ただ、その分肌触りが良く、吸湿性があるので着心地が良いのが特徴です。
肌着も綿が多いですよね。
水にも強いので、洗濯機で洗えたり扱いやすい面もあります。
濡れた状態ではさらにシワが付きやすくなるので、乾かすときはしわを伸ばしてから干します。
吸湿性があるので、シワが付いてしまったときはアイロンの蒸気を当てるとシワが取れやすいです。
レーヨン
レーヨンはシルクに似せて作られた合成繊維なのですが、光沢感があり、ドレープ性といってフレアの感じが綺麗にでて、肌触りは柔らかく少し温かみのあるのが特徴です。
型崩れや水濡れ、摩擦にも弱い繊細さを持っており、こちらも綿と同じく柔らかくてシワが付きやすいです。
レーヨン70% ポリエステル30%のニット
跡が残っています。
全体的にとろっとしているので、元々すっきり張り感のある見た目ではないのですが、細かいしわが付きやすいように見えます。
その他、シルクやリネン、キュプラも比較的シワができやすい素材として挙げられます。
総じて光沢感、肌触りのソフトなものはどうしても反発力が無いのでシワが付きやすいですね。
ただし、糸のつくりや編み方でシワが付きくくできているものもあります。
シワが付きにくい素材
では、逆にしわが付きにくい素材は何でしょうか?
ポリエステル
ポリエステルは張りがあり、型崩れもしにくくとても扱いやすい繊維です。
洗濯も自宅で出来るものが多いです。
シワが一瞬付きますが、少しなでると目立たなくなりました。
回復力があります。
ただ、ポリエステルは熱で固まる性質を持っていて、アイロンなどで折り目を付けてしまうと後が残ってしまうので、要注意です。
ウール
羊の毛であるウール弾力性があり、その分反発力があるのでシワが付きにくい天然素材です。
ウールに限らずアンゴラやモヘヤなどの獣毛素材もふわっとふくらみがあり、シワは付きにくいと言えます。
写真のニットは比較的薄い編み地なので、しわはつきやすい傾向にあるのですが、クシャっと握ってもあまり跡は残っていません。
ちなみに、ウールポリエステルの素材も試してみました。
シワが付きにくい同士の素材。見た目から張り感があって、握ってもほとんどシワが残りません。
まとめ
肌触りがしゃきっと張りのある素材は、シワが付きにくいもの、
柔らかく、繊細さがあるものはシワが付きやすいものが多いですね。
あと、ニットでいうと、厚みがあってもちもちしている素材は素材に関わらずシワが付きにくいというのは想像つくかなと思います。
しわが付きやすい素材、付きにくい素材、参考にしてもらえると嬉しいです。