こんにちは、ニットラボのヒロエです。
皆さん、家庭用編機を編んだ事が有りますか?
私の働いている会社は、毛糸とニット製品を作っているので、編物が出来る人が多く居ます。
そんな編物好きな人でも、家庭用編機を編んだ事がないと言う話を聞いて、少しでも編機に触れてもらいたい!!と、会社の展示会の時に編機の体験コーナーを作りました。
目次
家庭編機のあみあみ体験
色々な色の糸を用意して、好きな色を選んで、少しずつですが、あみあみ体験をして頂きました。
ほとんどの方が初めてで、思ったより重くて動かない~と両手で一生懸命編んだり
どんな風に編まれていくのか、ゆっくり動かしながら1目1目編みあがるのを見て感動してくれたり
編んでいる姿を見ていて、私もホッコリ楽しい気分に成ってしまいました^ ^
編機にまつわる楽しい話しに笑いが絶えない(^^)
編んでいると、ジャ !ジャ!と結構大きな音がするんですけど、昔おばあちゃんの家に遊びに行くとこの音を聞いた~
昔家に有って、お母さんが編んでくれた~懐かしい音♪
学生時代アパートの2階の部屋で編機を編んでたら、暫くして下の階の人と話したら、毎晩麻雀してると思ってた!と言われたとか色々なエピソードで盛り上がっちゃいました。
音も大きく、ガタガタ振動が麻雀してると思われたんですね…頑張って課題を編んでたのに(≧∇≦)
昔は編み機を持っている家が沢山有った、新聞を1年契約したら貰えたらしい~え~本当??(笑)
今では家庭用編機が余り作られて無くて、欲しくても手に入らなかったり、学生さんも家にないので、課題は学校でしか出来ないとか…大変。
その反面、丁度少し前置く場所に困って、粗大ゴミとして出してしまったとか(_)
欲しい人も居ますので、使えるのに置く場所に困ったら、教えてくださいね〜
簡単な柄編みが出来るんです
2本の目移しに2目ずつ目を取って、交差してかけ直すとケーブルが編めます。
2×2ケーブル編みが編めました。
3目ずつ目を取って交差すると、3×3ケーブルが編めます。
交差する部分は糸が引っ張られるので、麻の糸など伸びにくい糸は切れやすいので、糸の種類や、ゲージよって交差する目を調整して下さいね。
交差して編んだ隣の目を解いて、タッピ(棒の先にベラがついている)で裏目にすると、ケーブルが目立ちます。
ケーブルの左側は裏目を入れて、右側は裏目を入れてません。裏目を入れたほうが目立ってますよね。
このタッピを使って、編んだ目を解いて表目、裏目、リブにすることが出来ます。(写真左上)
目を移して編まないと、穴が開きます。開ける位置によって柄に見えます。(アイレット柄)
引き返し編みで斜めに色切り替えが出来ました。
ダイヤルで、大きな目〜小さな目が編めます。
同じ糸でもダイヤルを0にすると小さな目(目が詰まる) 10にすると大きな目(緩い目)が編めます。
編機の針が前後に大きく動く事によって目が大きくなります。
棒針の号数を大きくすると太くなって、ザックリ大きな目になるように、ダイヤルで調整出来るんです。
太い糸は0では糸が切れて編めない場合もあるので、編みはじめに試編みをして下さいね。
編み物が出来ない人でも楽しく編めました!!
初めての人には難しい、編み出しの所は出来る人が編みました。
真剣に編んでます~
初めてでも、楽しく編めました^_^
皆さんに編んで頂いたカラフルマフラーが出来ました。有難うございます❤️
体験して頂きたかった、ニットの楽しさでしたが、編みながら色々なお話が出来て、私たちがニットの楽しさを感じられたイベントでした。
またこんなイベントが出来てニット好きLove Knitの輪が広がっていくと嬉しいなぁ〜
それではまた、次回よろしくお願いします^_^