編み始め/終わりの糸ってどのくらい残しておけば良いの?に答えます。

こんにちは。

編み始める時や、編み終わりなど糸を切る時に、

どのくらい残しておけばいいのか、迷うことってありませんか?

その後の作業によって長さが変わるので、ケースごとに紹介したいと思います。

 

 

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①糸始末をする時

配色で新しく糸を入れる時や、円形編みの中心など、糸始末をするだけの場合は、

15cm程糸を残しておけば大丈夫です。

短すぎると閉じ針を使いづらくなるので注意です。

糸始末のやり方については、こちらの記事をどうぞ!

 

②後で、伏せ止めやゴム止めをするとき

編み終わりに、鈎針に持ち替えて伏せ止めをしたり、

編みだしのゴム止めを、後から閉じ針を使ってするときなど…

そんな時は、【編み幅の3~5倍の長さの糸】を残しておくと良い、と言われています。

短く切ってしまうと、後から新しい糸を入れ直す必要があり、糸始末する場所が増えてしまいます…

糸始末が増えると、縫い代がごろごろしてしまう原因にもなりますので、

初めから必要な分を取っておくと、スッキリしあがりますよ。

 

③後で、別のパーツとはぎ合わせる時

脇接ぎや、袖付け、メリヤス接ぎなど、他のパーツを接ぎ合わせる為の糸も、

編み始め(編み終わり)の糸を取っておくと便利です。

②と同じく、【接ぎ合わせる長さの3~5倍の長さの糸】を残して下さい。

 

 

②と③がなぜ3倍の長さかと言うと、

編み物は、わ と わ (ループ)がつながっているので、

編み巾よりも長い糸が編みこまれているからなのです。

 

実際に1段ほどいてみました。

ちりちりの糸を伸ばすと…

こんなに長いんです!今回は編み巾の4倍の長さがありました。

 

ニットならではの伸縮性は、ここから生まれているんですね!

 

ちなみに、残りの糸が少ない時は、

編み巾の3~5倍の長さが無ければ、次の毛糸玉(コーン)に変えるタイミングです。

 

是非試してみてくださいね。

それではまた次回!

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