毛糸のつなぎ方 通しつなぎ 重ね編みつなぎ

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向山 利ノ絵

こんにちは

前回は毛糸を結ぶ際に結び目を小さく出来る はた結びと二重結びの糸の結び方をご紹介しました。
前回のブログはこちら
https://www.knitlabo.jp/blog/9806

 

今回は糸を結ぶのでなく’’つなぐ’’方法を2種類ご紹介したいと思います。

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通しつなぎ

とじ針をつかい別の糸をくぐらせて、1本の糸にする方法です。

結び目が出来ません。

太めの毛糸に向きます。

通しつなぎのつなぎ方

白い糸に緑糸の糸をくぐらせたいので、緑糸の糸にとじ針を通します。

白い糸の撚りを少し戻し、毛糸の中心にとじ針を通します。

拡大するとこんな感じです。

とじ針を抜くと、このように糸が絡まって1本の糸のようになりました。余っている糸は切ってしまって大丈夫です。

比較的簡単で、1本の糸のようになるのでつなぎ目が自然です。
そして結び目が出来ません!!

重ね編みつなぎ

結び目が出来ません。

細い糸を多本使っている際に便利です。

細い糸に向くつなぎ方です。

つなぎ目が自然で馴染みます。

 

太い糸には向きません。

 

重ね編みつなぎのつなぎ方

 

足りなくなった糸を途中から足します。

足して5,6目位編みます。

 

とっても簡単で、解け難くつなぎ目が目立たちません。

そして結び目が出来ません。

 

まとめ

太い糸のときには、通しつなぎ。

細い糸のときには重ね編みつなぎと使い分けてみては如何でしょうか。

せっかく手間ひまかけて制作した作品が結び目があったりして着心地が悪かったりしたらイヤなので、結び目が途中に入らないように作品作りの際には気を付けています。

今回ご紹介した方法はなんといっても結び目が出来ないことが特徴です。
簡単にも出来て編地にも自然に馴染むといった特徴もありますので、素材によって使いわけてみて下さい。

 

それではまた宜しくお願いいたします。

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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