手編みのセーターも洗う行程を加えると表情が変わりますよ!

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向山 利ノ絵

こんにちは今週末は両国で元禄市ですね。

毎年大勢の人で賑わっています。

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プロ仕様の手芸糸が格安で買える|元禄市

数年ぶりにセーターを編み上げました!!これから袖を通すのが楽しみです。

さて、手編みをされる方はセーターを作ってから洗うことは殆ど無いと思います。汚れた際かシーズンが終わった際に洗われる事が多いと思います。

 
売られているセーターは行程作業中の汚れを落とす為や素材に適した肌触りにする為に洗われているものが多いんです。
洗う行程の事を縮絨と言い、洗うことにより風合い(手触りや、素材の最大限の魅力)を引き出すことも出来ます。

 

 今回作ったセーターも洗う前と洗った後では編み目の膨らみが全然違いました!編み目がふっくらしたのが写真でも分かると思います。
※洗いは必ずホームクリーニング用の洗剤で手洗いしてくださいね。
セーターは作った後に洗ってもよいのですが
素材によっては縮む可能性もありますのでおすすめは出来ません。
セーターを作る前にゲージを取る用の編み地を編み、編み地を洗ってからゲージを取ると完璧ですね!
せっかく時間をかけて作るのでこの一手間も加えるともっともっと大切に着られる物になると思います。
柔らかいふわふわのカシミヤのセーターも編み上がり後は皆さんの知っているような肌触りではないんですよ。洗うことによって柔らかくふっくらとしたセーターとなって店頭に並んでいるんです。
デザイナーさんは風合いにもこだわってデザインを考えられているんですね!!
洗いでも編み地の表情が変わるなんて
ニットってなんて面白い!奥深すぎます!

それではまた宜しくお願いいたします。

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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