こんにちは。ニットラボの小嶋です。
めっきり寒くなってニットを作るのも着るのも楽しい季節になってきましたね。
チョコレートもおいしい季節でついつい食べ過ぎてしまっている日々です。
今回は求心編みのニットでも丸ヨークをご紹介したいと思います。
目次
- ラグランスリーブがベースの丸ヨークの構造
- 編み始める前の製図準備
- 増し目、減らし目部分の編地のコツ
- 丸ヨークのデザインいろいろ
- まとめ
目次
ラグランスリーブがベースの丸ヨークの構造
丸ヨークは、丸の大きさを決めて手と体のパーツを途中まで編みます。
丸ヨークまで来たら3パーツを合体させて1つにし、求心編みのように丸ヨークをぐるぐる衿先まで編んでいきます。
編み始める前の製図準備
製図はラグランの形をベースに書きます。
製図の方法は、別ブログにて更新させて頂きますので、今回は割愛させて頂きます。
ラグランスリーブの製図を1/5縮尺でしました。
これに、好きな大きさの丸ヨークを書きます。
丸ヨークを上から見た図です。この円を分割し、円で編めるよう模様を配置します。
10~12分割にするとなめらかな円になります。
分割したうちの1パーツに好きな模様を書き入れます。(模様を決めたらスワッチの作成も忘れずに。)
このときに、以前のブログhttps://www.knitlabo.jp/blog/8087でご紹介した「たた&たた夫」にて目数・段数の方眼を活用できますよ♪
増し目、減らし目部分の編地のコツ
袖パーツや身頃パーツは、増し目・同時に減らし目をしていくため、脇のあまり見えない部分は天竺組織の模様にするのがおすすめです。
今回作ったものは、かのこ編みにしました。他にも天竺組織だと天竺の表目、裏目、ガーター編みなどがありますので、組合せを楽しめます。
丸ヨークのデザインいろいろ
弊社スタッフの間でも丸ヨークを着ている人がたくさんいましたのでご紹介します♪
オフホワイトのこちらは、身頃、袖に出来る限り模様が入っています。
オールブラックのこちらは、ヨークの切り替えのところにレースをつけました。トラディッショナルな雰囲気とはまた変わってかわいいですね!
以前の赤石のブログにて古着の丸ヨークを買った記事もありました。
https://www.knitlabo.jp/blog/7111
ケープや
カーディガンタイプも素敵ですね。
まとめ
流行りなどはありますが、最近は毎年かわいい丸ヨークを見かけます。
編み物シーズンの今、是非チャレンジして頂きたい技法です。
みなさんの編み物ライフに少しでもプラスになれればと思います。
それでは、また。