かぎ針で作る、細編みくるみかごバック

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ニットラボ 編集部

こんにちは、赤石です。

かぎ針かごバックの編み方を紹介します。

かぎ針のバックは、細編みなどで編むことが多いと思いますが、いくらきつく編んでも編み物なので、伸びやすかったり、立体的なものは作りにくいですよね。

しっかりしたかごバックを作りたい!というときは、芯になる素材を包みながら編むという方法があります。

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用意するもの

用意するものは、芯になる糸(ヒモ)と、編む用の糸

今回は、100円均一で荷造り紐と細番のしっかりした糸を使いました。
それにしても100円均一の品ぞろえが良くて驚くばかりです。

配色は同系統の色にしましたが、カラフルな感じでもかわいいかも。
芯になる糸は、これ単体で編むことは出来ないくらいの固さです。
その固さで立体的な形が作れるので、しっかりしたものを選ぶと良いと思います。

編み始めと底の作り方

まず、かごの底をから編み出すために、くさり編みを数㎝
横長なものだったらくさり編みの長さを長めに。丸くしたければくさり編みの長さは出来るだけ短くします。
(それでも芯の糸が固くて丸めにくいので、2㎝くらいは必要だと思います。)

基本的には細編みの編み方で、くさり編みの目を拾って行ってください。

その時に、芯になる糸をくるっと包むように巻き込んで(芯の糸は編まない)細編みしてきます。

これを繰り返して、一段完成。

次は、芯の糸をくるっと折り返して、一段目の細編みをすくっていきます。

カーブは外回りの距離があるので、2,3目すくって増やして下さい。

2段目完成。

カーブのところ、もう少し目を増やせばよかったかも・・・

さらに芯になる糸をくるっと折り返して、同じように包んで編んでいきます。

これを繰り返して、くるくると円を編むと籠の底が完成します。

糸端は、後からよりも編みながら巻き込んでいくと綺麗に糸始末出来ますよ。

良いところで底の完成とします。

一番初めの1コースで芯を支えながら編むのが結構大変かもしれません。
くさり編みの距離を長めにした方が編みやすいのと、2週目くらいからは割と楽に編めるようになりますよ~。

かごバックの編み方(側面)

かごの底を編んでいきます。

底の大きさは好きなところで止めて下さい。
カーブの部分は、外回りを出すために、毎回少しづつ増やします。

底が出来たら、今度は目を増やさずに編み進めて行きます。

そうすると、直上に編地が立ち上がっていくので、側面が出来ていきます。

そのままぐるぐると編み続き・・・・・・・

ある程度深さが出来たので、ストップ。

しっかりさせたいので、気持ちきつめに編みました。

高さもバランスをみながら決めます。

これだけで小物入れにできますね。

かごバックの編み方(取っ手)

これだけでも良いかなと思ったのですが、今回はバックにしたかったので、取っ手を付けます。

取っ手の根元の位置で、芯の荷ひもを独立させます。

根元は開かないように、下の目をしっかりすくって細編みを繋げました。

そのまま下の目を拾わずに芯を包みながら細編み。

長さは適当なところで反対側にくっつけます。

根元はしっかりさせるために多めに目を拾って締めます。

そのままぐるっと半周、目を拾いながら細編みして糸始末をします。

最後は取っ手の根元に重ねるようにすると目立ちにくくて良いと思いますよ。

編み糸をからげて完成です。

最後はもうなんとなくうまく隠せればOK!

完成です。

形もしっかり出ながら柔軟性があるので、ほっこりした雰囲気になりました。
取っては細編みの隙間が目立つので、もっと密に編めばよかったかも。

まとめ

もっと荷ひもに似た色だとさらにナチュラル感がでると思うし、明るい糸でもかわいくなりそう。
四角にも楕円にも丸にも出来るし、好きな大きさで作ってみてはいかがでしょうか。

取ってはバック用の取っ手を付けたり、もっと固い芯を入れるとさらにかっちり編めます。

という事で、アレンジするのも楽しいと思います。

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