クモの糸より細く、鋼鉄より強い繊維【ナイロン】その誕生の背景とは

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ニットラボ 編集部

ナイロン
こんにちは。やっしーです!!

皆さんはいかがお過ごしですか?僕は胃腸の調子が良く、すこぶる元気に毎日を過ごしています。毎晩食べているヨーグルトのおかげでしょうか?
胃腸の調子が気になる方は、是非ヨーグルトを食べて鋼のような腸を手に入れてほしいです。

さて、本題です。今回は【ナイロン】の歴史を掘り下げていきます。

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合成繊維のパイオニア

ナイロンは、工業化に成功した合成繊維としては始めてのものです。米デュポン社の研究員だったカローザス博士が中心になり研究を進めていた合成繊維をナイロンと命名し工業化に踏み切ったのが始まりです。

昔、繊維は麻やシルク、綿など天然のものが多かった時代に人間の手によって繊維を作り出したいという考えがでてきました。
ヨーロッパでは絹への憧れから、レーヨンの製造に至るまで研究が進んでいました。

 

鋼鉄より強い繊維?!

ポパイ

ナイロンは、「石炭と空気と水からつくられ、クモの糸より細く絹よりも美しく、鋼鉄よりも強い繊維」というキャッチフレーズで宣伝していました。ナイロンは、このフレーズと共にあっという間に世界中にその名が知れ渡っていきました。
現在はコスト削減で、石炭から石油に代わっています。

 

実際に強いの?!

たいつ

非常に強いです。

戦後強くなったもののたとえに、女性と靴下がひきあいに出されますが、その靴下はナイロンストッキングのことなんです。
あらゆる繊維の中で最も強いもののひとつで、綿の約十倍の摩擦強度があり、強さは濡れてもほとんど変わりません。

さらに、

非常に軽いです。

比重が綿の70%と軽く、大量に使われている繊維の中では一番軽いです。
その強さと軽さから、衣料だけでなく産業用としても多く使われています。

 

最後に

ナイロンは強力な繊維だということが伝えられたでしょか?因みに、染色性も合成繊維のなかでもトップクラスで、綺麗な色に染まります。

それでは、また次回も宜しくお願い致します。

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