毎日暑くて、すっかり半袖でお仕事しています~。アパレルメーカーでは、冬用のニットを作成している時期でもあります。なので、半袖でふわふわの冬ものセーターにアイロンを当てていると、今何月なのか分からなくなります!
さて、一般的にニット=冬 なんてイメージがまだまだあるのかもしれませんが、
夏も、かわいいニットはたくさんありますよ~!
本日は、夏ニットの定番!「クロッシェニット」についてご紹介いたします。
雑誌、「クロッシェニット」の文字を見かけることも多いですよね。
目次
- クロッシェニットとは?
- クロッシェニットの見分け方
- まとめ
クロッシェニットとは?
クロッシェとはフランス語で「かぎ針」「かぎ針編み」の意味です。
クロッシェニットとは、鉤針で編まれたニットのことです。つまり手編みなのです。
最近お買い物をしていると、洋服はもちろん、ストールやバック、帽子などの小物も
かぎ針で編まれたものをよく見かけます。ちなみにかぎ針とはこんなものです。
かぎ針が太くなるほど、ざっくりとした編み地になり、細くなるほど、繊細な編み地を編むことが出来ます。
私はニット科に入ったばかりの時、かぎ針1本で編み物なんてできるのか?と思っておりました。。。
(ニット経験0でニット科に入りました!)
それが、編めちゃうんです!そして編み目がかわいいんです!
クロッシェと言われても、製品を見てもどれがそうだか分からないよ!なんて方、ご安心ください!
基本の4つの技法の目面が分かるようになると、劇的にかぎ針が理解できるようになります!(多分。。。)
その① 鎖編み
鎖のようになっていますね。目と目をつなげる時や、編み出しに使われます。
その② 細編み
一番ぎゅっとしっかり編めるので、帽子やバッグに使われていることが多いです。
肉厚で透け感も少なく、小さなVの字が連続したような見た目をしています。
その③ 中長編み
細編みより少し1目の背が高い編み方です。
透け感も少し増えます。
柄のバランスをとったり、曲線のバランスをとったりする時にも使えます
その④ 長編み
透け感があり、縦長の線が並んだ様な見た目をしています。
様々な模様編みに応用できる編み方なので、使用頻度も高くなります。
かぎ針編みは、この4つの編み方と記号の読み方がわかれば、どんな模様も編むことができるので手軽にはじめやすいです。そして、ハマってしまいます。
この4つの編み方のみを使って、ミニクロッシェトップスの前見頃を編んでみました〜!
(前見頃だけなのでなんとなくイカに見えてきてしまいいますが。。。)
写真のような透けた感じのニットは、棒針編みよりもかぎ針編みの方が向いています。
夏に編むなら、かぎ針編みかなと思ってます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
クロッシェニットは手編みですので、誰にでも編むことが出来ます!
私自身、最初に編んだ編み物はかぎ針でした。
少しでも編み物に興味がある方は、自分で編んでみることをオススメします!
かぎ針は小物も作りやすいので、初心者でも始めやすいですよ〜!
かぎ針は目が落ちてしまう、ということがないので、棒針が苦手な方も安心です。
自分で編める様になれば、よりクロッシェニットへの理解も深まるはず!
夏の今から初めれば、冬になることにはマフラーや帽子なども編めちゃいますよ!
私の大好きなかぎ針編みの魅力が皆さんに少しでも伝われば、嬉しいです。
このブログを書いていたら、もっと編み物がしたくなってきたので週末は毛糸を買いに行こうと思います!
それでは、さようなら〜〜