棒針 ピンタック編みの編み方

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向山 利ノ絵
タックとは

洋裁の用語では、生地を畳んだりつまむことによって出来るひだのことを指します。

タックパンツなどタックが入ることでサイズにゆとりができ、はき心地が良くなる効果や、デザインにもよく使われています

編み物でもタック編みという技法があり、
タックの仕方や配色を変えることにより様々な編み柄が表現できます
編地にも凹凸を出すことも出来、アイディア次第で応用が利き、是非覚えておきたい技法でもあります

 

今回はタック柄の仲間である
’’ピンタック編み’’の編み方を紹介したいと思います。

ピンタックとは細いひだのことで、ピンのように細いタックのことを言うそうです。

手編みだとピンのように細くはとはいきませんが(^-^;

 

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ピンタックの記号図

 

ピンタックの編み方

 

タックをする段数を編みます
(わかりやすいようにピンタックする4段は色を変えています)

 

次は、表編みをしながら下の段1列を引き上げてタックしていきます

 

その際に、ここの目を右の針に拾い、左の棒針に目をうつすと編みやすくなります

 

 

左の棒に目を移したところ

 

 

そして、引き上げた目を2目一度してタック編み完了です

 

 

裏からみたところ

 

同色でピンタックする際には、同色なので横一列拾い難く、目を拾い間違えることがあります

裏をみると目がおかしいところがあり、編み間違いに気が付くことができます

糸を解いて編み直しが出来るのは編み物の良いところ

 

ピンタック完成

 

 

今回は4段をタックしましたが、段を増やしてタックすることも可能です

タックしている中は空洞になので紐を通すことも出来ますよ

それではまたよろしくお願いいたします

記事を書いた人

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向山 利ノ絵

ニットの仕事に就いていた事を活かしながら、編み物の魅力 アイディア マニアックな事まで発信できていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

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