みなさん、こんにちは。
今回も映画でステキなニットを見つけましたのでご紹介したいと思います。2007年公開の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」。
ノラ・ジョーンズ主演の奥手な二人の物語です。
目次
帽子に象徴されるもの
正直に言ってしまうと、ニットがあまり登場する作品ではありません。
その中でも、ニットではないにせよ、アイレットのように模様が形成されていることから、この帽子も柄としてはなかなかの参考になると思いました。
一緒に車で旅をすることになったナタリーポートマンのお父さんが亡くなってしまい、そのことを知らせる橋渡しのときに被っています。
彼女のキャラクターっぽくないですが、一緒に過ごしたナタリーに寄せていることが伺えます。
棒針でこんな模様を再現できたら、面白いと考えました。セーターなどの柄に、メモ。
ノラの手編み風ニット帽
ずばり、この映画の象徴的なのはこのニット帽です。
ポスターやパッケージに使用される重要なシーンで被っているので、記憶のどこかに覚えている方も多いのではないでしょうか。
様々な角度から見てみます。
かぶり口はスカラップ使用になっていますね。模様で再現できそうです。
右サイドには友糸のコサージュ?があるのが確認出来ました。
ここまで見ると、かぎ針編みのように思います。
輪の作り目からスタートし、長編みを頭に沿うように増し目した帽子のようですね。
素敵なグリーンで、編み図展開の妄想が膨らみます。
まとめ
今まで自分が見た映画の中ではニット帽が象徴的な登場人物の作品はいくつかありましたが、このようにノスタルジックな帽子でいかにも手編み感が出ているアイテムを着こなしているノラジョーンズはさすがだなと思いました。
彼女の歌声も挿入歌で聞けるのですが、雰囲気と合っていて世界観が確立されているのを感じました。
ストーリー自体は少し「アメリ」に似ている感じがしました。
公開から10年前になってしまいましたが、キュートなノラジョーンズに是非出会って欲しいと思います。
それでは、また。